張本智和 天敵F.ルブランに5戦目で大激戦の末に初勝利！日本勢唯一の4強入り【卓球 WTTファイナルズ香港】
張本智和 PHOTO：World Table Tennis
＜2025年12月10日（水）～12月14日（日）WTTファイナルズ香港＠中国＞
12月13日、男子シングルス準々決勝で張本智和（22=トヨタ自動車／世界ランク5位）がF.ルブラン（19=フランス／同6位）をゲームカウント4-3で下し、準決勝に進出した。
混合団体W杯を除いた対戦成績では張本の0勝4敗。中国以外では最も苦手とする、世界最強ペンホルダーが立ちはだかった。
張本は7-9の場面でロングサーブからのラリー展開から逆転しゲームポイントを取るも、次の一本でルブランのエッジボールがビデオ判定で認められ、その後12-14で先制を許す。
2ゲーム目は張本がレシーブから攻めつつミドルを突いて11-8で取り返し、次はツッツキに苦しみ5-10となるも、ミドル攻撃を軸に7点連取し第3ゲームも奪取する。
さらに張本はルブランのフォア側を突き台から遠ざけて4ゲーム目も11-3で獲得し、次も7-5までリードするが、ここでルブランの攻めの卓球でペースを掴まれ8-11と逆転で奪われる。
第6ゲームは張本がチキータから4-1と先行するも、ラリー戦でルブランに逆襲され7-11で落とす。
最終ゲームは3-6から張本がYGサーブやツッツキを混ぜつつ猛追し、並んだ9-9の場面では両ハンドを2本突き刺して、難敵・F.ルブランから初勝利を飾った。
続く準決勝は、向鵬と林詩棟の中国勢対決の勝者と対戦する。
＜WTTファイナルズ香港 男子シングルス準々決勝＞ 張本智和 4-3 F.ルブラン（フランス）
12-14/11-8/12-10/11-3/8-11/7-11/11-9
