数学オリンピック日本代表「来年は満点を狙う」意欲見せる

世界の高校生が数学の実力を競う「第67回国際数学オリンピック」(IMO2026)などの大会に出場した日本代表選手たちが、8月21日、清水真人文部科学大臣政務官へ表敬訪問した。

清水文部科学大臣政務官への表敬訪問を行った「第67回国際数学オリンピック」日本代表の6人(写真・椎木里咲)

国別順位は10位

国際数学オリンピックは中国・上海で7月10~21日に開催され、117カ国・地域の666人が参加した。1日4時間半、各3問の筆記試験に2日間取り組み、合計得点でメダルを競い合った。日本は国別順位で10位だった。

日本代表6人の結果は以下の通り(敬称略)。

濵川慎次郎(鹿児島・ラ・サール高校3年) 金メダル

安藤匠吾(兵庫・灘高校2年) 金メダル

原龍之介(兵庫・灘高校2年) 銀メダル

濱本祐輔(兵庫・灘高校3年) 銅メダル

伊藤成希(東京・開成高校3年) 銅メダル

北野聡一朗(東京・開成高校1年) 銅メダル

「来年は満点を目指したい」

濵川さんは3年連続で出場。世界14位に入り、昨年に続き金メダルを獲得した。「昨年金メダルを取ってから、『より高い順位を目指そう』と考えていた。よい結果が残せてよかった」と大会を振り返った。

2年連続出場の安藤さんも金メダルを獲得。「昨年は銀メダルだったので、昨年の大会が終わってから対策を頑張った。今年は6問中2問を解けなかったので、来年までにもっと対策をして、満点を目指したい」と来年を見据えた。

原さんは「他国の予選で使われている問題を解いて対策した」という。濱本さんは「最後の年なので、苦手な分野と好きな分野に絞って対策した」と話す。伊藤さんは「去年は苦手な『幾何』分野の影響で代表になれなかったので、幾何の対策に重点を置いた」そうだ。

伊藤さんと北野さんはともに開成高校数学研究部に所属している先輩・後輩だ。北野さんは「去年は伊藤さんが部長だったので、数学に関するテクニックなどを教わった。次は僕が下級生に引き継いでいきたい」と、今後の展望を語った

この日は、「第38回アジア太平洋数学オリンピック」の日本代表10人全員と、「第15回ヨーロッパ女子数学オリンピック」の日本代表選手4人のうち3人も、清水文部科学大臣政務官への表敬訪問を行った。

交流通じてモチベアップ

ヨーロッパ女子数学オリンピックで金メダルを獲得した籏智里奈さん(京都・洛南高校2年)は「世界中の数学を頑張っている人と交流できてモチベーションが上がった」と大会を振り返った。

「第38回アジア太平洋数学オリンピック」に出場した日本代表選手たち(写真・椎木里咲) 「第15回ヨーロッパ女子数学オリンピック」の代表選手からは3人、表敬訪問に出席した(写真・椎木里咲)

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