バッテリー持ちはついに21日間 スマートウォッチ界の定番がさらに進化! ファーウェイ「HUAWEI WATCH GT 6 Pro」レビュー

おなじみファーウェイの主力スマートウォッチに新モデル登場! デザイン・機能の強化に加え、ついにバッテリーは約21日間の動作に対応した

 2025年上半期の世界のスマートウォッチ市場においてマーケットシェアと出荷台数で首位(IDC調査)となったほか、ウェアラブルデバイスの世界累計出荷台数は2億台を突破したというファーウェイ。

 日本国内でもファーウェイ製スマートウォッチは高い人気をキープしているが、その理由が「1日1回充電」というスマートウォッチの“常識”が当てはまらない長時間駆動のバッテリー、高精度なセンサー群によるヘルスケア関連のモニタリング機能、幅広いスポーツに対応するワークアウト機能と、性能面・機能面ともに充実していることが挙げられる。

 そんなファーウェイのスマートウォッチの中でも主力とも言える「HUAWEI WATCH GT」シリーズに、新フラグシップ製品「HUAWEI WATCH GT 6 Pro」が登場。同製品でも前モデルの「HUAWEI WATCH GT 5 Pro」に続いて、木村拓哉さんの起用が決定した。新たなキービジュアルが公開されるとともに、このビジュアルは渋谷・109シリンダーでも掲出中。話題になることはまず確実で、HUAWEI WATCH GT 6 Proも大きな注目を集めそうだ。

 そんなHUAWEI WATCH GTシリーズの魅力を紹介しつつ、あらためて新モデルを詳しく見ていこう。

8角形のケースデザインは前モデルを継承。チタン合金のフロントケースは単にデザインの魅力だけでなく、堅牢性という面でもメリットがある

 HUAWEI WATCH GTシリーズにおける最大の魅力が、そのデザインだろう。フロントケースのチタン合金やディスプレー表面のサファイアガラス、リアケースのセラミックなど、プレミアム素材を従来型の腕時計に近い筐体にふんだんに盛り込まれており、堅牢性とデザイン性を両立。このコンセプトはHUAWEI WATCH GT 6 Proでも踏襲されており、ベゼルの狭額縁化や新色の追加などでさらに磨きがかかっている。

 ヘルスケア関連機能の充実も、HUAWEI WATCH GTシリーズの注目すべき要素。睡眠や心拍数、血中酸素レベル、ストレスなどを24時間モニタリングする統合機能「HUAWEI TruSense」システムや日本のプログラム医療機器の承認を取得している心電図(ECG)測定機能を引き続き搭載。HUAWEI WATCH GT 6 Proではさらに情緒のモニタリングの機能強化が図られている。

心拍数や血中酸素レベルの24時間モニタリングなど、ヘルスケア関連の機能は極めて強力だ

 ワークアウトへの対応も人気の理由。本格ゴルフウォッチ並みのナビ機能を備えることを始め、登山やトレイルランニング、スキー、もちろんジョギングやウォーキングなど、多彩な競技や使い方に対応。体を動かす機会がある大半の人にとって有用な存在になっている。ここにさらにHUAWEI WATCH GT 6 Proでは、サイクリング関連の機能が強化されている。

今回はサイクリストに便利な機能も。実際の体験の様子は後ほど

 そして冒頭でも紹介したバッテリー持ちの良さ。前モデルでも通常使用で約14日間動作していたが(46mmモデル)、今回の新モデルはバッテリーを強化することで、なんと約21日間にまで延びている。GPS連続使用でも約40時間と抜群のスタミナを誇っている。

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