[更新してシャットダウン]したのにPCの電源が落ちていない問題……Microsoftが根本的な解決へ(窓の杜)
「やじうまの杜」では、ニュース・レビューにこだわらない幅広い話題をお伝えします。 【画像】[更新してシャットダウン]コマンド(Windows 10の場合) 先日の「Windows 11 Insider Preview」アップデートで、[更新してシャットダウン]コマンドの問題が解消されているかもしれない――という指摘が「X」で話題になっています。 「Windows Update」で更新プログラムをダウンロードしてインストールすると、多くの場合、適用を完了するためにOSの再起動が必要となります。しかし、再起動後にPCを使わないのであれば――PCを放置して退勤したり、就寝したい場合など――、そのままPCをシャットダウンしてほしいこともあるでしょう。 そのためのコマンドが、[スタート]画面の[電源]オプションにある[更新してシャットダウン]です。パッチの適用完了後、PCをシャットダウンして電源をOFFにしてくれます。 しかし、このコマンドはしばしば正常に機能しないことが報告されていました。[更新してシャットダウン]して寝たはずなのに、夜中、PCのモニターが煌々と光っているという現象に出くわしたユーザーも少なくないはずです。 「Windows 11 Insider Preview」のBuild 26220.6760(Dev)やBuild 26120.6760(Beta)では、この問題が根本的に解決されたとアナウンスされています。 [Windows Update] Fixed an underlying issue which could lead “Update and shutdown” to not actually shut down your PC after. ([更新してシャットダウン]後、実際にPCがシャットダウンされない根本的な問題を修正しました。) はやく製品版OSにも展開されてほしいですね!
窓の杜,樽井 秀人