牧野真莉愛、大好きなモーニング娘。を卒業 日本ハム・新庄監督から祝福の手紙を送られ号泣
ステージでパフォーマンスを披露する牧野真莉愛=日本武道館(撮影・加藤圭祐)
ギャラリーページで見るモーニング娘。’26のサブリーダー、牧野真莉愛(25)が春ツアーの最終日を迎えた24日、東京・日本武道館公演でグループとハロー!プロジェクトを卒業した。2代目リーダーで姉のように慕う飯田圭織(44)から花束を贈られ笑顔で大感激。さらに大好きなプロ野球日本ハムの新庄剛志監督(54)から届いた手紙を自ら読み上げて号泣。最後にファンへ「どーしようもねー自分を愛してくれてありがとう」と感謝し、4286日のモー娘。人生に終止符を打った。
天真爛漫な性格と美貌、抜群のスタイルでグループ随一の人気を誇った牧野が別れを告げた。
メンバーカラー、ピンクのペンライト一色に染め上がった会場から1万人の真莉愛コールが響き渡る中、モー娘。のデビュー曲「モーニングコーヒー」(1988年)のBGMに乗せて登場。1期メンバーの衣装をオマージュした白のドレスに赤いチェックのロングスカート姿で卒業セレモニーはスタート。
ステージでパフォーマンスを披露する牧野真莉愛=日本武道館(撮影・加藤圭祐)牧野は小学時代からモー娘。が大好きで、2011年の10期、12年の11期と両メンバーオーディションを受けるも落選。最終審査進出者だったことからハロプロ研修生に加入し、努力が認められて12期メンバーとしてデビューした。
花束を抱えて祝福に駆け付けた飯田が牧野の姿を見て「どこまでモーニング娘。が好きなのよ」と言いながら思い出話やねぎらいの言葉をかけ、「自分の卒業コンサートでも泣かなかったのに」と涙ながらに抱擁。牧野は笑顔で大感激だ。
生まれは愛知県で3歳までは中日ファンだったが、当時人気選手だった新庄監督のパフォーマンスを見て日本ハムの大ファンになり、モー娘。に加入するまでは年間50試合以上球場観戦するほど。ビデオメッセージでは球団を代表して木田優夫GM補佐(57)、山崎福也投手(33)が登場して沸かせると、最後に牧野に手紙が渡された。
「真莉愛ちゃんとはファイターズを通じて長いご縁がありますね。同じエンターテインメントの世界で生きる仲間として心から尊敬しています」。新庄監督からだった。
「人生は楽しんだもの勝ち。卒業は終わりではありません。ここから新しいシーズンです。失敗してもいい、空振りしてもいい、思いっきりバットを振ってください。必ず真莉愛ちゃんらしいホームランが待っています」。涙ながらに一言一言かみしめるように読み上げた。
ビデオメッセージではなく手紙にした理由について監督は「整形しすぎているから」と笑いを取りながら「真莉愛ちゃんから今までたくさんの手紙をもらったので、そのお返しになれば」と説明し、最後に牧野から呼ばれている「ファイターズ大監督 新庄つーたん」と締められていた。読み終えた牧野は「うれシンジョー」と喜びを大爆発させた。
ソロで歌う卒業ソングは人気OBメンバーで結成したドリームモーニング娘。のアルバム収録曲「あっと驚く未来がやってくる!」(2011年)を選曲。ロングスカートから1期メンバーと同じミニスカ衣装に着替え、同曲を歌い踊った。落選して2度目のオーディションを受けたときから、メンバーになったらこの曲を歌って卒業すると決めていたという。
公演では自身にとってのラストシングル「Lonely…But not Alone」など31曲を元気いっぱい熱唱。最後は大好きなアニメ「ONE PIECE」の名ぜりふ「きょうまでこんなにどーしようもねー自分を愛してくれてありがとう」を用いてファンに感謝し、完全燃焼してアイドル人生の幕を閉じた。(山下伸基)