「おいおいおい」戸田和幸氏が日本vsメキシコの退場めぐる判定に本音止まらず「先にイエロー出るって…」「ありえねぇだろって」
戸田和幸氏
戸田和幸氏が日本代表対メキシコ代表の解説を『U-NEXT』で担当した。冷静な解説で人気を博している同氏だが、FW上田綺世が最終盤にファウルを受けた場面で本音を口にして大きな話題になっている。
この試合の後半45分、上田が最終ラインを突破してペナルティエリアに侵入する直前で相手DFセサル・モンテスからスライディングタックルを受けた。決定的な得点機会の阻止ともみられる状況だったが、主審の判定はイエローカード。戸田氏はファウル発生直後に「これはレッドですね」と淡々と語っていたが、主審の判定を見て思わず「おいおいおい。いやいやいや」と口にし、「モンテス自身はレッド覚悟で止めにいったと思いますがなぜかイエローですね」と反応した。
その後VARの介入を経てオンフィールド・レビューが行われ、最終的にレッドカードに判定が修正された。それでも戸田氏は「VARを見ないと分からないんですかね」とチクり。さらに「こんなこと言ったら怒られちゃいますけど、あまり普段言わないんだけど代表戦なので言いますけど」と話し、「今のプレーで先にイエロー出るってあるんですかね」と本音を語った。 続けて「僕がピッチにいたら『もうほんとふざけんな』ってめちゃめちゃ詰め寄っていると思いますよ。こんなのありえねぇだろって」と戸田氏。さらにFKの位置が実際の地点からかなり遠くなっての再開となり、「何やってんだって話ですよね。全然場所違うじゃないですか。VARを見ているわけだからもっと前にすればいいわけですよ。僕あまりこういうことはしないけれどほんとふざけんなですよ。この主審はVARを見ても場所を確認していなかったというわけですよ」と捲し立てた。これには同じく解説員の中澤佑二氏も思わず笑いながら同調。中継映像では森保一監督もFKの位置に抗議する様子が映されており、放送席も現場と同様に判定への不満を示していた。その後戸田氏は「代表戦ってこういうものじゃないですか。気持ちが入りますよね」とコメントした。
一連の戸田氏のコメントに、SNS上では「めちゃくちゃ笑った」「ブチ切れ後でもう一回見よう笑笑珍しい」といった声や「やはり戸田和幸はファイター」と現役時代の姿を思い出すファンの投稿も発信されている。