角田裕毅に可能性あり!「まだ期待している」レッドブルF1マルコ博士が噂を一蹴、契約保持者ハジャーやローソンも去就語る

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・マルコ博士は角田裕毅が将来構想から外れていないと強調

・ハジャーは昇格の噂を否定し「何もサインしていない」と発言

・角田は噂を一蹴し成長を強調、ローソンはF1残留を最優先と表明

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レッドブルのヘルムート・マルコ博士(82歳)は、角田裕毅がチームの将来構想から完全に外されたわけではないと強調した。アゼルバイジャンGPを前に、角田の去就を巡る憶測が飛び交う中での発言だ。

「ローラン・メキースは昇進以来、あらゆる分野で多忙を極めています。まだユウキのために時間を割けていないとのことです」とマルコ博士はオーストリア紙『Kleine Zeitung』に語った。

「だが我々はまだユウキに期待を寄せています。残りのシーズンでの彼の目標は、できるだけ多く、そして安定してポイントを獲得することです。その上で来年どうなるかを見極めたいと思います」

決定は10月以降になるとし、「確実なのはフェルスタッペンとハジャーは契約を結んでいるということだけです。ただし、どこで、どのポジションになるかはまだ未定です」とも述べている。

■ハジャー「何もサインしていない」

ハジャーは2026年にレッドブルF1昇格が決まっているとの噂が飛び交う中、バクーに到着した。

「とても面白い話ですよね。だって何もサインしていないんですから」とフランス人ルーキーは笑った。

「正直、誰が何を書こうと気にしません。モンツァのあと5日間は家で過ごしましたし、SNSを眺めるよりもっと大事なことがありました」

マルコ博士も『Österreich』紙に対し「まだ時間をかけているところです」と認め、最終決定には至っていないと明言した。

■角田裕毅「噂は事実ではない」

角田自身も噂を一蹴した。

「事実ではありません。僕は自分でコントロールできることだけに集中しています。噂はただの噂ですし、事実ではないので意味はありません」と語った。

さらにフェルスタッペンとの比較でも前進していると強調する。

「モンツァでは常に0.2秒以内に収まっていました。チームの人たちも僕が成長していることに気づいてくれています」

■ローソン「まずはグリッドに残ること」

一方、レーシングブルズのリアム・ローソンは、自身の最優先事項はF1グリッドに残ることだと語った。

「僕らドライバーにとって一番大事なのはF1に居続けることです。だからシートを確保することに集中しています。今は主にレッドブルと話をしています。それ以外のシートはほとんど埋まっていますからね」

さらにハジャーに対して、レッドブル昇格の可能性に関するアドバイスも送った。

「最終的に僕らは皆レーシングドライバーです。このスポーツにいるには十分な自信を持たなければなりません。仕事に集中してベストな準備をすること、そして言われていることすべてに耳を傾けないことです。」

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