超ときめき♡宣伝部・坂井仁香、2nd写真集「ひとかけら」で見せる大きな成長

坂井仁香超ときめき♡宣伝部)の2nd写真集「ひとかけら」が9月12日に小学館より発売された。これに合わせ、坂井が音楽ナタリーの取材に応じた。

2021年2月に1st写真集「First Love」が発売されてから約4年半、アイドルとしても1人の人間としても大きな成長を遂げた坂井は、今作でさまざまな衣装とロケーションに合わせて多彩な表現力を発揮。“今の坂井仁香”の魅力が詰まった1冊が完成した。

撮影に向けて努力した体作り

坂井は撮影に向けて体作りに励んだことを明かし、「ジムに週2で通って筋肉量を増やして、食事に関してはおはぎ1個で生活した日もありました。基本体重から4kg落として。でもガリガリにはなりたくなくて、女性らしさはちゃんと残したかったので体作りをがんばりました」と努力の日々を振り返った。

さらに彼女は「ヒップスラストをやったり、人生で初めてお尻を鍛えました。楽屋でもメンバーをみんな巻き込んでお尻の筋トレをしていました(笑)。その成果が写真に出ていると思います。『脚きれいだね』と言っていただくことが多いので、そこをしっかり見てもらえるように意識しました」と写真集についてアピール。「自身のチャームポイントは?」と尋ねると、「やっぱり脚です! あと目かな? それと眉毛は描かなくてもそのままできれいと言っていただくことが多いです」と喜々として言葉を重ねた。

1st写真集でも水着姿を披露していたものの、今作でも多種多様な水着カット、さらに泡風呂のカットに挑戦し、より大人びたビジュアルを見せている坂井。「宣伝部員(超とき宣ファンの呼称)のみんなの心臓が心配です(笑)」と笑顔を浮かべた彼女は、「24歳なので大人っぽいところも出していいんじゃないかなって。あと女の子のファンの方も多くなってきて、特典会の私のレーンに来て『ひとちゃんみたいな体型になるにはどうしたらいいですか?』と聞いてくれたりするんです。なので今回の写真集を通して、女の子に憧れてもらえる姿を見せたいなと思いました」と意欲的な仕上がりになった本作への思いを述べた。

また坂井は「写真集のデータが送られてきたときに、(杏)ジュリアと鎌倉でデートしていて。ちらっと見せたら『ヤバい!』って言ってました(笑)。あと『おしゃれだね♡』と褒めてくれました」「私としても水着やポージングはおしゃれさを意識しました。私らしいあざとさ、かわいさも残したかったので笑顔のカットも多いです」と話を続け、撮影でこだわったポイントを挙げた。

内面で成長 / 変化した部分は?

その後は、坂井が自身に対して感じる“成長”に関する話題へ。「1st写真集を見返したらあどけなくて。当時は完成した写真集を見て、自分のことを大人っぽいと思っていたんですけどね」と回顧したのち、彼女は「水着で撮影するのにちょっと照れがあったんですけど、今回は楽しく撮影できたので、そういうところでも成長を感じられました」と感慨深そうに語る。

この流れで「内面において一番変わった部分は?」と問いかけると、坂井は「自分自身はあまり変わっている感覚がないんです。私というより、環境が変わったことが大きくて。グループの知名度が上がったり、関わってくださってるスタッフさんやファンの方が増えたり。私自身は大人っぽくなったのかな……?」と回答。やや自信なさげな表情を浮かべるも、活動初期の頃を振り返りながら次のように言葉を続けた。

「でも、ちょっとだけ落ち着きは出てきたのかもしれない。昔はずっとぴょんぴょんジャンプしたり、おしゃべりが止まらなくなったりしていたので(笑)。あと、趣味が増えました! 車を運転できるようになったり、1人で旅行に行けるようになったり、10代の頃と比べてできることが増えて行動力が上がったと思います。自分自身の機嫌というか、メンタルにおける仕事とプライベートのバランスを自分で取れるようになったかなって。以前は落ち込んだら友達に遊んでもらって、どうにかして気持ちを上げていました。今は“なんでもやってみよう精神”が身に付いていて、緊張はしつつも、新しい仕事にも前向きに臨めるようになりました」

まだまだ本気でぶつかってがんばりたい

その一方で、変わらない部分はどこなのか。「10年アイドルをやっていますが、ライブは毎回緊張しますね。この間新曲を披露したときはもう心臓がバクバクで……リハーサルで歌詞が飛んじゃいました」と話しつつ、坂井は「でもそれはいい意味で捉えると、1つひとつのお仕事を大事にできているということだと思いますし、慣れたくないという気持ちもあります。自分に対して満足していない。自分の理想に到達していないと思っているので、まだまだ本気でぶつかってがんばりたいです」と尽きない向上心を口にした。

ライブ後に自身のパフォーマンスについて反省するなど、負けず嫌いな性格も活動初期から変わらない点。そのことを指摘すると、彼女は「器用にこなせればいいんですけど、なんでできないんだろうと思う場面は、今開催中のツアーでもあります。でも以前はライブでミスをしちゃったら、そのあとも引きずっちゃっていました。今は悔しくても、ステージから捌けたあとに反省しようと考えるようになりました」と自身の成長を噛み締めた。そして最後にぶつけたのは「メンバー6人の中で、自分はどんな役割を担っていると思うか」という質問。それに対して坂井は以下のように答え、頼もしい表情を浮かべた。

「メンバーが弱気になったしまったときは、自分がみんなのことを引っ張りたいという気持ちがあります。この前も番組の収録の前にメンバーから『背中を叩いてほしい』と言われましたし、練習に一緒に付き合うこともあります。みんなのことを引っ張れる存在になって、元気に楽しく活動ができたらいいなと、強く思うようになりました。もしかしたら私はそういう役割なのかもって。“部長”のかなみん(辻野かなみ)の包み込んでくれる優しさと一緒に、みんなに頼られる存在になりたいです」

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