《態度に批判続出》辺野古事故は“腕組んで仏頂面” 福島バス事故は営業担当者が“ヘラヘラ”笑み浮かべ…会見で問われる当事者の“真摯”な姿勢
今年3月に沖縄県・辺野古で発生した船の転覆事故と、5月に福島県内の高速自動車道で起きたバス衝突事故。いずれも死傷者を出した痛ましい出来事だが、他にも共通しているのが、事故後の記者会見における関係者の“態度”が問題視されている点だ。 【写真あり】「笑ってる?」ヘラヘラ会見が批判浴びたバス会社の営業担当者 3月16日午前に発生した辺野古の事故では、平和学習中だった同志社国際高校(京都)の生徒らを乗せた船2隻が転覆。全員が海に投げ出され、「平和丸」に乗船していた同校の武石知華さん(享年17)と、「不屈」の船長だった金井創さん(享年71)の2名が死亡し、14人が骨折などの重軽傷を負った。 船を運航していたのは、名護市に拠点を置き、普段は米軍普天間飛行場の辺野古移設反対運動などを行う市民団体「ヘリ基地反対協議会」。事故発生当日の夜、共同代表や事務局の5人が出席した記者会見が開かれたのだが……。 5人全員が、ジャンパーやスウェットといった、フォーマルな会見の場には不釣り合いな服装で会見に出席。さらに、鎮痛な面持ちを浮かべながらも、5人のうち右から2番目に着席していた顧問の男性は、会見前から会見中にいたるまでたびたび腕を組み仏頂面を浮かべていた。 こうした態度をめぐって、SNSでは《なんで腕組みして偉そうなの?》《普段着で腕組みか…》といった批判が噴出したわけだが、福島で起きたバス衝突事故でも、会見に出席した関係者の振る舞いが同じように波紋を広げている。 事故は5月6日朝、新潟県・北越高校の男子ソフトテニス部の生徒20人を乗せたマイクロバスが、福島県の磐越自動車道を走行中、道路脇のガードレールに衝突。亡くなった生徒は、事故の衝撃で対向車線に投げ出され、死因は失血死と判明。その他、後続のワゴン車の運転手も含めて、計26人が重軽傷を負ったと報じられた。 事故当日の夜、新潟県のバス会社「蒲原鉄道」が会見を開き、同社の社長が経緯を説明。同社は普段は貸し切りバスで各種送迎を行っているものの、今回は北越高校側から「貸し切りバスではなく、レンタカーを使ってほしい」と頼まれたと明かした。 なお、7日に過失運転致傷容疑でバスを運転していた・若山哲夫容疑者(68)が逮捕されているが、社長は会見で、「(学校からドライバーの手配も頼まれ)営業担当から運転できる人間を紹介して今回の運行に至りました」と話していた(学校は7日の会見でレンタカーとドライバー手配を否定)。 実際にドライバーの手配に関与した営業担当の男性は、会見で「(レンタカーの)契約、免許の提示をしたのは僕です」と説明。以降、記者の質問を受けるのだが、問題視されているのは、その際の記者と男性のやり取りだ。 レンタカーを借りる際、基本的には免許証の提示者にのみ運転が許されるが、この点を記者から問われると、男性は「あぁ、そうですか。運転する人がみんな手続きに行くってことなんですかね」と驚いた様子で反応しながら、「すみません。申し訳ありません。初めて知りました」と笑みを浮かべて謝罪。 記者が「知らなかったではすまされない」と発言を問題視すると、男性は首を大きく縦に振り「あぁ、失礼しました」と返答。一連のやり取りの間、この男性は肩を揺らしたり、時折フラフラしたりと少し落ち着きのない挙動が目立った。そのため、Xで会見の映像が拡散すると、ユーザーからは男性の態度に対する指摘が殺到。さらに、辺野古の転覆事故後の会見と合わせて、以下のような声が上がった。 《この会見もだし、沖縄の辺野古の事故の際に会見した団体メンバーの態度もですが 会見をする人の態度って大事ですよね》 《バス会社の会見、辺野古の事故みたいにグダグダでしたね》 《バスの事故といい辺野古の船の事故といい会見の応対が酷すぎる》 「辺野古の事故後に行われた会見は緊急だったため、スーツなど適当な服を用意することが難しかったのかもしれません。腕を組んだり仏頂面を浮かべたりといった態度が他人の目にどう映るのか、これは少し考えればわかるはずですが……。 また、福島のバス事故に関しても、男性はどう見ても会見に不慣れであり、あれだけの報道陣に囲まれて、極度のプレッシャーで本人の意思とは違った態度を、知らないうちに取ってしまっていたのかもしれません。その点は配慮されるべきでしょう。 とはいえ、結局は問題に対して真摯に向き合っていることが態度で示されない以上は、関係者や視聴者も納得いく会見にはならないと思います」(全国紙社会部記者)