ラテを片手に妻の終演を劇場外で待ち…田畑智子&岡田義徳 今も変わらぬ”おしどり夫婦”姿
仕事終わりの妻を迎えに
8月中旬の15時ごろ、東京『新橋演舞場』(中央区)の楽屋口の横にある塀に1人のイケオジがアイスラテを片手に座っていた。俳優の岡田義徳(48)である。
岡田は、無精髭にボサボサ頭、青いTシャツの首元にはサングラスをぶら下げて、何をするでもなく、ラテのストローを口に当てている。
しばらくすると、楽屋口から数名の女性が出てきた。どうやら、同劇場で先ほどまで上演していた大竹しのぶ(68)主演の舞台『華岡青洲の妻』の関係者のようだ。岡田はニコリと笑いながら立ち上がり、ペコリと頭を下げて女性たちにお辞儀をしている。彼女たちは、その中の1人、全身黒ファッションの女性を見て笑っている。「旦那さん、来てるわよ」とでも言いたげだ。そんな視線に晒されているのは、同じく俳優で岡田の妻、田畑智子(44)である。
「田畑は、12歳で映画『お引越し』で主演デビューし、’00年のNHK朝の連続テレビ小説『私の青空』でヒロインを演じました。’04年の三谷幸喜作・脚本のNHK大河ドラマ『新選組!』では近藤勇(いさみ)の妻役を、崔(さい)洋一監督の映画『血と骨』ではビートたけし(78)の娘役を演じるなど、着実に演技派としての地位を確立しました。現在でも、演技派俳優として、テレビや舞台などで精力的な活動を続けています。
岡田は’02年放送のドラマ『木更津キャッツアイ』(TBS系)の“うっちー”役で一躍人気を博しました。DJとしての顔も持ち、音楽活動をしながら、名バイプレイヤーとして現在も多くのドラマや舞台に出演しています」(テレビ誌ライター)
「二日酔いを許してね!」
そんな2人の出会いは、’11年の舞台『わらいのまち』で恋人役で共演したことだった。当時、『FRIDAY』は舞台終演後に、2人が居酒屋デートをしたり、一緒にスーパーで買い物をする姿を目撃している。交際について「付き合い始めたのは?」と岡田に直撃した際には、
「(付き合い)始めてないですって」
と、否定していた。しかし、2人はそれから6年半後の’18年1月1日に結婚し、2児をもうけている。
話を冒頭に戻そう──。関係者に笑顔で挨拶をした岡田は、女性たちに冷やかされているのか、何か言われて照れ笑いを浮かべている。その様子を、一歩引いたところで見ている田畑。そして、関係者らに手を振って別れ、二人は、14年前に『FRIDAY』が見たときと変わらぬ仲睦まじい様子で、劇場を後にしたのだった。
田畑は’25年7月25日配信の『STORY web』に投稿した手記で、「2人の子供の子育てと仕事の両立」への悩みを綴り、岡田への思いをこのように綴っている。
〈基本的に家事の分担のルールはなく、自然と掃除は私、洗濯はダンナさん、と得意なほうがやるようになっているのですが、とにかく彼は子供達が大好きで、保護者会にも積極的に参加するんです〉
そして、こんなお願いも。
〈あえて彼にお願いがあるとしたら、「たまに二日酔いになるのを許してね!」でしょうか〉
この言葉に二人の“おしどり夫婦”ぶりがすべて表れている気がする。
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