篠塚大登「今日の出来は100%!」シングルス初戦で中国超え! 大激戦を制して2回戦へ【世界卓球】
篠塚大登 PHOTO:Itaru Chiba
<2025年5月17日(土)~5月25日(日)世界卓球選手権ドーハ大会(個人戦)/カタール>
【LIVE配信】『世界卓球2025』U-NEXTで日本勢出場試合を中心に注目試合を独占ライブ配信!
5月17日、男子シングルス1回戦で篠塚大登(21=愛知工業大/世界ランク29位)が薛飛(26=中国/同37位)をゲームカウント4-2で下し、2回戦に駒を進めた。
世界卓球個人戦は初出場となるパリ五輪日本代表の篠塚は初戦から中国選手との対戦。相手の薛飛は元世界ジュニア王者のペンドライブ型で、昨年の対戦では1-3で篠塚が敗れている。
第1、第2ゲームは相手のパワフルなドライブに押されて僅差で落とした篠塚だったが、第3ゲームから徐々に相手のボールにも慣れ始め、粘り強いラリーを展開。
そして「1回も弱気になることがなかったので、最後まで本当に強気でプレーできた」という試合後のコメントどおり、要所ではアグレッシブなカウンターも決めて第3〜第5ゲームを大接戦の末に連取し、王手をかける。
第6ゲームではサーブを利かせて一気に主導権を握ると、最後は相手のフォア前レシーブを鋭いチキータで打ち抜き勝利。
「篠塚不利」という戦前の予想を覆す見事な戦いぶりで殊勲の勝利をあげた。
試合後は「今日の出来は100%! 気持ちいい」とコメント。代表チームのメンバーからも「ナイスゲーム!」と称賛を受けた。
続く2回戦は、チュウ・クラレンス(シンガポール)とゲラシメンコ(カザフスタン)の勝者と対戦する。
<世界卓球ドーハ大会 男子シングルス1回戦>篠塚大登 4-2 薛飛(中国)
9-11/9-11/13-11/16-14/14-12/11-4