Apple 銀座、9月26日にリニューアルオープン 店内が公開

 アップルは9月26日、「Apple 銀座」をリニューアルオープンする。場所は、2003年に米国外で初めて開店した銀座3丁目の「サヱグサビル本館」。

 24日には報道関係者向けに店内が公開された。

 リニューアルオープンする「Apple 銀座」は、同ビルの1階から4階に展開。建物は二重窓ガラスの外壁で囲まれ、太陽の動きに合わせて連動するルーバー(羽板)が熱や強い光をやわらげつつ、自然な光を店内に取り込む。さらに環境への配慮として、ほかのAppleの施設と同様に100%再生可能エネルギーで運営されている。

 また、建物のコアが片側に寄せられているため、各フロアの3方向が窓ガラスとなっており、自然光が差し込む開放的な空間となっている。さらに、1階から4階まで貫く2つの吹き抜けにより、より明るく広がりのある店内が実現されている。

1階2階の吹き抜け
3階4階の吹き抜け

 「Apple 銀座」は、アクセシビリティ対応にも力を入れたストアとなっている。上下階の移動には階段のほか3基のエレベーターが設けられ、テーブルや椅子も2種類の高さが用意されており、誰もが快適に利用できるよう工夫されている。

エレベーター
階段
高さの異なるテーブル

 2階には、東京で初めて「Apple Pickup」専用エリアが導入され、Apple Storeオンラインで注文した製品を都合の良いタイミングで受け取れる。また、4階には「Genius Bar」が設けられており、予約すると専門スタッフによる無料の技術サポートを受けられる。

「Apple Pickup」専用エリア
Genius Bar

 そのほか、1階ではiPhoneやアクセサリー、2階ではApple WatchのカスタマイズやiPad、3階ではMacやApple Vision Proの体験、そしてToday at Appleセッションが展開される。

 リニューアルオープンを記念し、Today at Appleでは「スポットライト:Number_iの空間体験の中に飛び込もう」が、26日から2週間にわたり「Apple 銀座」限定で公開される。10月11日以降は、日本全国のApple Storeでも体験できるようになる。

 またApple Vision Proのデモでは、空間ギャラリーにおいてNumber_iの楽曲「未確認領域」のミュージックビデオ舞台裏限定映像を楽しめる。

1階
2階
3階

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