【巨人】阿部監督、8回無失点10Kの山崎伊織に「出し切って頑張ってくれた。素晴らしいピッチングでした」
◆JERA セ・リーグ 巨人1―0広島(4日・東京ドーム)
巨人が広島を破り、連敗を「3」で止めた。巨人・山崎伊織投手、広島・森下暢仁投手の両右腕の投げ合いで0-0で進んだ試合は、8回に山崎の代打・キャベッジ外野手が右翼スタンドに値千金の8号ソロ本塁打を放ち、9回は大勢投手が締め、球団3位タイの通算81セーブを挙げ逃げ切った。山崎は8回を3安打無失点10奪三振、126球の熱投でリーグ単独トップの8勝目を挙げた。
【巨人・阿部慎之助監督の試合後のコメント】
―山崎が8回126球無失点10K
「もうね、最後ちょっとバテ気味でしたけど出し切って頑張ってくれたのでね。素晴らしいピッチングでした」
―8回終えてベンチで山崎には何と声かけた
「もうナイスピッチングと。交代するの分かっていたので」
―山崎の代打キャベッジが決勝ソロ
「完璧なホームランで。良かったですね」
―キャベッジ久しぶりの一発
「いいきっかけにしてやってほしいなと思いますし。たぶん日本の投手のレベルの高さを痛感して、先月はあまり良い結果を残せなかったんですけど、彼なりに必死にいろんな練習して頑張っているので、これからも続けながら良い結果が出るように頑張ってほしいと思います」
―山崎と森下の投手戦
「本当に素晴らしい投手の投げ合いで。1点勝負だなと思って見ていましたので。結局ああやってキャベッジがホームラン打ってくれて勝てたので。本当に素晴らしいゲームだったと思います」
―この1勝は大きい
「嫌な形で阪神に3連敗してしまったんですけど、選手は必死に食らいついてくれていますし、その結果がチームとして出てくれていると思いますので。とにかくいるメンバーで食らいついて必死にやってくれていますので。これを続けてほしいと思います」
―明日以降に向けて
「みんな頑張っていますので、とにかく明日も勝てるように頑張ります」
―9回はライデル・マルティネスではなく大勢が締めた
「(ライデルは)ちょっと(昨日)打球当たって、あまり今日状態が良くなかったので、今日は大勢でいこうと。そうしました」
―ライデルの診断結果などは
「まだ分からないので」
―そんな状況でも大勢がいるのは大きい
「ライデルがいて大勢がいてって、抑え経験者が2人いるっていうのは大きいことだし。ああやって大勢も抑えてくれるのでチームにとってはうれしいし、ありがたいですよね」
―山崎の今季の成長
「自分が投手陣を引っ張っていくという姿も見えますし、戸郷が不調でファームいきましたけど、より一層自覚を持ってやってくれているんだろうなと思っていつも見ていますので」
―0―0の展開でベンチがすごく明るく見えた、試合前に選手に声かけたことは
「タイガースに3連敗してしまったんですけど、それももちろん悔しい、みんな悔しいだろうけど、交流戦明けまだ五分だぞっていうのはね、みんなの頑張りでベイスターズに3連勝して、タイガースには悔しい3連敗して、交流戦明け3勝3敗だぞって言って。だから全く悲観することないって言って。大丈夫だってミーティングでは言ったんですけど」