ホンダ、次世代バッテリEV「Honda 0 α(ゼロアルファ)」プロトタイプを世界初公開

次世代バッテリEV「Honda 0 α(プロトタイプ)」

 本田技研工業は、ジャパンモビリティショー2025(一般公開日:10月31日~11月9日)のホンダブースにて、次世代バッテリEV「Honda 0 α(ホンダ ゼロ アルファ)」のプロトタイプを世界初公開した。

 Honda 0 αは、都市にも自然にも美しく調和し、あらゆるシーンで人びとに寄り添う存在を目指したSUV。2025年1月にCES 2025で発表した「Honda 0 SALOON」「Honda 0 SUV」に続き、Honda 0シリーズの世界観への入り口となる“ゲートウェイモデル”として新たにラインアップに加わり、洗練されたデザインと、広い室内空間による高い快適性が特徴となる1台。

次世代バッテリEV「Honda 0 α(プロトタイプ)」

 Honda 0 αの量産モデルは、Honda 0シリーズの開発アプローチである「Thin, Light, and Wise.(薄い、軽い、賢い)」を具現化した技術を搭載し、2027年から日本やインド を中心に、グローバルでの販売を予定しているという。

 開発アプローチ「Thin, Light, and Wise.」の「Thin(薄い)」の思想に基づいたパッケージ設計により、低全高なスタイルとロードクリアランスを両立し、薄型のキャビンでありながらも、広々とした快適な室内空間を実現。また、ワイドなスタンスが安定感と SUVらしい力強さを表現している。

 エクステリアは、Honda 0シリーズらしいスリークで洗練されたボディデザインと、独創的なSUVらしいプロポーションを兼ね備えたほか、車両の前後にはスクリーンフェイス と呼ぶエリアを配置し、フロントにはヘッドライト・充電リッド・発光式のエンブレムなど従来は個別に構成されていた部品を一体化するかたちで統合。リアはテールランプやバックライト、ウィンカーなどをまとめたU字のライトが輪郭を際立たせ、視覚的にも機能的にも洗練されたデザインを実現した。

次世代バッテリEV「Honda 0 α(プロトタイプ)」

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