スネル32歳が明かす山本由伸「たくさん投球の話をするよ」じつは“開幕前から仲良しだった”関係性秘話…ドジャースのエースでも「自分はまだまだ成長途上」(Number Web)

 193cmの長身から繰り出される球は鋭く打者の懐に食い込んでいく。  思わず振ってしまう選手、手が出ず見逃す選手、それぞれの反応を見ながらスネルは投球を組み立てる。 「大事なのは打者を観察する眼だ。何を待っているのか。強みや弱点は何か。ほんの少しの仕草や反応でそれを読み取ることができる」  データが重視される昨今、大リーグの各チームは試合前に相手を徹底研究し、ゲームプランを決めて試合に臨む。しかしスネルはそれに異を唱える。 「データはあくまでも参考程度だ。人間同士の対決なのだから、データよりも打者の反応を見るべきだ。いい投手は皆、自分と同じ考えだと思う。向き合うべきはデータではなく、目の前にいる打者なんだ」  卓越した観察眼はメジャー9年間で平均11.23という高い奪三振率に表れる。  高い位置から投げ込まれる速球、動きのあるスライダー、落差の大きいカーブ、そしてチェンジアップの4つの球種を巧みに操り、特にストライクゾーンの低めを振らせる技術に長けている。 「試合ごとにコンディションも軸になる球も変わる。でも打者との向き合い方はどの試合も変わらない」

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