新型ホンダ「プレリュード」、いよいよ9月4日発売か! 価格は驚愕の617万9800円!? タイプR最新情報も
ホンダの2ドアスポーツクーペ、新型「プレリュード」の発売が迫ってきが、発売日、価格、スペック、そして注目の「タイプR」最新情報を入手した。 ベースモデル「プレリュード」新型は、2025年9月4日に発売されることが濃厚となっている。初代プレリュードは1978年に発売、1982年にデビューした2代目で人気が爆発し、当時若者の「デートカー」として一世を風靡した。1996年から2001年に販売された5代目を最後に生産終了となっており、実に24年ぶり復活となる。 新型のエクステリアは、大型化されたボディに、フェラーリを彷彿させるシャープなヘッドライトを装備する。キャビン内には、10.25インチのインフォテイメントディスプレイを採用、スッキリとしたスポーティな印象で、ワイヤレスApple CarPlayとAndroid Autoに対応している。また、電動パーキングブレーキ&オートブレーキホールドの搭載するほか、e:HEVの特性を生かしながら、さらにドライバーとクルマの一体感を際立たせる「操る喜び」を追求した新機能「Honda S+ Shift」を採用する。 パワートレーンは、2.0L直4ガソリンエンジン+デュアルモーター「e:HEV」で、最高出力203PS、最大トルク315Nmを発揮する。 注目の価格は、これまで予想されていた500万円を大きく超え、617万円9800円とかなり高額な設定になるようだ。また、オンライン限定販売となる「Honda ON Limited Edition」は、なんと654万円になると予想される。 また、シビック タイプRの高性能デュアルアクシス・フロントサスペンションと、同車のサスペンション設計の大部分を採用するということもわかっている。 この新システムは2017年型シビック タイプRでデビューし、タイプR以外のモデルとしては初めて搭載される。デュアルアクシスストラットは、マクファーソンストラット式フロントサスペンションとダブルウイッシュボーン式の利点を兼ね備えている。これにより新型プレリュードは、ホンダがここ数十年で製造してきたどのシビック クーペよりもシャープで、より走りの楽しさを増すと期待されている。 革新的なフロントサスペンションは、ステアリングオフセットを低減、コーナーでのキャンバー角を増やし、キャスター角を大きくしている。これらすべてが、コーナリング限界を高め、直進安定性を向上させると同時に、トルクステアを低減する。その代償として、やや複雑で高価になるが、ハンドリングを重視するなら、その価値は十分にあると言えそうだ。 このように、ベースモデルでも十分にスポーティーな走りを体感できることから、高性能「タイプS」「タイプR」は設定されないのではないかとも伝えられているが、入手した最新情報によれば、両バージョンとも遅れて導入される可能性があるようだ。 タイプSが導入されたあと、遅くとも2028年には「タイプR」が登場、シャシーは専用に改良され、高出力ツインモーターハイブリッドシステムを搭載すると噂されており、最高出力は300psを余裕で超えてきそうだ。 エクステリアは、ワイドフェンダー、専用アルミホイール、延長サイドスカート、そして大型化されたインテークを備えた再設計されたフロントバンパーといった外観上のアップグレードにより、際立つ存在となる。 リヤセクションには、より大きくなったディフューザーと新デザインのリヤウイングが装着され、パフォーマンスルックが完成するだろう。 キャビン内は、バケットシート、広範囲にわたる赤いアクセント、タイプR専用のユニークなデジタル計器グラフィックなど、スポーツ志向を反映したものになると思われる。
APOLLO