原油先物2%下落、2週間ぶり安値 OPECプラス増産や関税懸念で

米国時間の原油先物は約2%下落し、2週間ぶりの安値となった。投資家が石油輸出国機構(OPEC)加盟国とロシアなどの非加盟国で構成する「OPECプラス」の生産拡大に備えたほか、トランプ米大統領による関税が世界経済に打撃を与え、燃料需要が鈍化するとの懸念が浮上した。(2025年 ロイター/Nick Oxford)

[ニューヨーク 29日 ロイター] - 米国時間の原油先物は約2%下落し、2週間ぶりの安値となった。投資家が石油輸出国機構(OPEC)加盟国とロシアなどの非加盟国で構成する「OPECプラス」の生産拡大に備えたほか、トランプ米大統領による関税が世界経済に打撃を与え、燃料需要が鈍化するとの懸念が浮上した。

清算値は、北海ブレント先物が1.61ドル(2.4%)安の1バレル=64.25ドル。米WTI先物は1.63ドル(2.6%)安の60.42ドル。両先物とも4月10日以来の安値を記録した。

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Covers the North American power and natural gas markets.

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