小泉進次郎氏 「英語でお答えを」中高生リクエストにも日本語回答貫く 茂木氏&林氏は再び語学力アピール
自民党総裁選に立候補している5候補が28日、「ニコニコ生放送」などで配信された「総裁候補vs中高生『日本の未来』討論会」に出席し、中学・高校生約30人と意見を交わした。質疑応答では生徒から英語で質問される場面もあったが、小泉進次郎農相(44)は前夜の配信番組と同じく「正確にお伝えしたいので」と日本語のみで回答した。 【写真】小泉進次郎氏「家族で海を満喫」長男との親子ショット 小林鷹之元経済安全保障担当相、茂木敏充前幹事長、林芳正官房長官、高市早苗前経済安保担当相と小泉氏の5候補が登壇し、学校法人角川ドワンゴ学園が運営するN高等学校、S高等学校、R高等学校、N中等部に在籍する中高生らがさまざまなテーマについて問い掛けを行った。 質疑応答では生徒の1人が「I lived in New York.So I'm not good at Japanese. So I ask a question in English. 」と米ニューヨークに住んでいたため日本語があまり得意ではないと前置きして英語で質問。「Why do you want to be Prime Minister of Japan? And when did you decide to become Prime Minister? Please tell me in English.」となぜ総理大臣になりたいのか、いつそう決めたのか?と問い掛けた。 “英語で答えてください”と言われた米コロンビア大大学院修了の小泉氏だったが、前夜の「ひろゆきと語る夜 #変われ自民党 日本の未来を語れ!自民党総裁選」の時と同様に日本語で対応。「昨日もひろゆきさんの番組で英語で答えろって振られたんですけど、正確にお伝えしたいのでゆっくりお話させていただきます」と前置きし、「私が内閣総理大臣を目指すと決めたのは、今日本の中で世界の動きを見ているとこのままのスピードと政策の強度では次の世代に間に合わない、こういう危機感を持ったことが大きいです。昨年、総裁選挙でそれを訴えました。しかし私は負けまして今年もう1回再挑戦をしています。今でも日本をもっと速く、前に、その思いは変わりません」と思いを語った。 米ハーバード大大学院修了の小林氏は「Let me speak in Japanese.」と話した後で日本語で回答。同じくハーバード出身の茂木氏と林氏は英語で対応した。高市氏は「When,I was 24-years-old.Why,I love Japan very much.」と答えた。 27日の「ひろゆきと語る夜 #変われ自民党 日本の未来を語れ!自民党総裁選」では、ひろゆき氏の突然の英語での質問に林氏と茂木氏は英語で返して語学力をアピールしていた。