【アルテミスS】(東京)良血馬フィロステファニが好位から力強い末脚で後続を突き放す快勝で暮れの大舞台へ前進|競馬実況web|競馬|ラジオNIKKEI
東京11Rの第14回アルテミスステークス(2歳GIII・牝馬・芝1600m)は2番人気フィロステファニ(川田将雅騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分33秒8(稍重)。1馬身3/4差の2着に9番人気ミツカネベネラ、さらにクビ差の3着に3番人気タイセイボーグが入った。
フィロステファニは栗東・中内田充正厩舎の2歳牝馬で、父エピファネイア、母スキア(母の父Motivator)。通算成績は2戦2勝。
レース後のコメント
1着 フィロステファニ(川田将雅騎手) 「いい走りでした。1週前追い切りに乗った時にとてもいい馬だということは理解しましたし、難しいところもありますが、ここを良い形でレースができればというところでした。精神的にもどうしてもテンションが高くなりますし、気持ちが溢れてしまうところが強いので、その辺をケアしながらの返し馬、道中でした。(レースは)この流れになるだろうなと思っていました。この馬のリズムで走っていました。新馬戦の時計なんて気にならないですし、まずはこの重賞をいい内容で走れたことがこの馬にとって大きいですから、これは次につながると思います」
2着 ミツカネベネラ(津村明秀騎手) 「立派な2着でした。2回目でテンションは高くなっていましたが、なんとか我慢してくれました。走ると素直で、勝ち馬を見ながら離されず喰らい付いてくれました。雨の馬場も苦にしないです。楽しみです」
3着 タイセイボーグ(佐々木大輔騎手) 「ゲートでずっと潜る仕草をやめないので、させないように固めていたら、出遅れてしまいました。タイミングが合えばポンと出るのかなという気はしますが、僕のミスですね。勝った馬は強いですが、最後はしっかり伸びています」
4着 ハッピ―エンジェル(三浦皇成騎手) 「今日は、ハナに行きたくないと思っていました。マルガが行きましたし、馬の後ろでリラックスして走れていました。最後の100mくらい、坂を上ってからは甘くなりましたが、十分力のあるところは見せてくれました」
5着 マルガ(武豊騎手) 「良い感じでしたが、最後は伸び切れませんでした。テンションが高いところはありましたが、新馬戦もこんな感じでしたので、許容範囲ではありましたが、残念でした」