1→16位の大転落 "大谷ライバル"の低評価に米怒り「失礼すぎる」「冗談でしょ」

 まさかの“低評価”に怒りの声が殺到している。米スポーツ局「MLBネットワーク」は毎年恒例の「Top 100 Right Now!」を発表中。現役選手が1位から100位までランキング形式で紹介され、12日(日本時間13日)は11位から20位が公開された。2023年ナ・リーグMVPでブレーブスのロナルド・アクーニャJr.外野手は16位に位置づけられると、米ファンからは「さすがに失礼すぎる(笑)」「冗談でしょ」などと反響が寄せられた。

 同ランキングは直近のシーズンでの活躍、今季の期待値などで識者がランク付けを行っている。昨季ア・リーグのサイ・ヤング賞に輝いたタリク・スクーバル投手(タイガース)は11位、ナ・リーグ新人王のポール・スキーンズ投手(パイレーツ)が15位だった。そして波紋を呼んだのが、16位のアクーニャJr.だ。

 アクーニャJr.は球界屈指のスターとして活躍していたが、2021年途中に右膝の前十字靭帯断裂の大怪我を負った。復帰した2022年はOPS.764と苦戦も、2023年に覚醒する。217安打、OPS1.012はリーグトップ。さらに41本塁打、73盗塁を記録し、前人未到の「40-70」を達成してMVPを受賞した。2024年開幕前に発表された同ランキングでは、ドジャース・大谷翔平投手らを抑えて堂々の1位に選出された。

 しかし、昨季もアクシデントが襲う。5月末に二塁への牽制で帰塁した際に左膝を負傷。前十字靭帯を断裂し、49試合でシーズンを終えた。成績も前年から大きく下降し、打率.250、4本塁打、OPS.716、16盗塁だった。それでも、1位から16位へと大幅下降に米ファンも驚きを隠しきれない様子だ。

「本当に? 冗談だろ、彼は最悪でもトップ3だよ」「健康なら彼は断トツで野球界最高の選手だよ」「これは醜い」「ロナルド・アクーニャJr.より優れた選手が15人もいるわけがない」といった声が続出。一方で「私なら彼を10番台前半にすると思うけど、キャリアの初期に見せていた勢いと比べると、少し落ちてきたように感じるよ」との声も。果たして、元MVPは今季真価を発揮できるだろうか。

(Full-Count編集部)

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