無印良品がゴリ押ししてる『冷やし茶漬け』が無印らしさ全開のウマさ / ただし、こうやって作った方が絶対にウマい

あの寒さはどこへやら、最近では「暑くね?」なんて日も多い日本列島。もうちょいすると梅雨が始まり、それが明けるとギンギラギンの夏本番がやって来る。というか、マジで1年って早くない?

それはさておき、つい先日のこと。無印良品をぶらついていたところ、やたらとゴリ押しされている商品が。どうやらこの夏に向けて無印良品では『冷やし茶漬け』を猛プッシュしているようだ。

・無印らしさ炸裂

絶対的なウマさに定評がある「カレー」を始め、無印の食料品は言うまでも無くウマい。定番商品もありながら、やや目の付け所が違うのも無印ブランドの魅力であろう。

そういう意味で『冷やし茶漬け』は無印らしさ全開の商品で「さすが無印はん、センスがおありになりますな~」といった感じ。『冷やし茶漬け』で1コーナー設けているあたりも実に無印らしい。

・4つの味

さて、調査によると無印良品では暑い季節にぴったりな食品を季節限定発売しており、その1つが『冷やし茶漬け』とのこと。いずれもフリーズドライで4種類の味がラインナップされていた。

今回はその中から「梅肉と長いも」を除く「きざみ野菜の山形だし」「キムチとザーサイ」「黒酢とかき卵」の3種類を購入。わて、梅がダメですねん。どれも2食入りで価格は390円であった。

で、作り方は簡単でフリーズドライを温かいごはんにのせ、冷たい水を注ぐだけ。火を使わずに済むのは、暑い時期にありがたい。あとは味が良ければ最高だ。

・食べてみた

というわけで、無印の『冷やし茶漬け』を食べてみることに。まずは売り場的にエースと思われる「きざみ野菜の山形だし」は、はいウマい。結局1番ウマい。間違えようのない鉄板の味わいだ。

お出汁のウマさもさることながら、オクラと昆布のヌメヌメ感がとても良い。もし無印の冷やし茶漬けで1つだけ推薦するなら、迷うことなく「きざみ野菜の山形だし」をオススメする。

お次に「キムチとザーサイ」はなかなかワイルドなお味。3つの中でもパンチ力は突出しており、商品名から連想される予想通りの味わいだ。これも、まあウマい。

ラストの「黒酢とかき卵」は乙なお味で、シャキッとした酸味がとても良い。とはいえタマゴ効果もあり非常にまろやかな酸味なので、酸っぱい系が苦手な人でも特に苦にはならないだろう。

総じて言えるのは「やはり無印クオリティが保たれている」ということ。派手さこそないものの、どれも優しさを基本にした無印らしい味わいであった。詳しい人なら無印だと知らなくても「無印っぽい味」と感じるのではないだろうか?

・オススメの食べ方

一点あるとすれば、個人的にご飯は温かくない方が美味しく感じた。「温かいご飯 + 水」だとどうしてもぬるくなってしまうため、冷やごはんを使い、なんなら氷水でキリッと食べるのがオススメだ。

いずれにせよ現在無印良品がゴリ押し中の『冷やし茶漬け』は、無印の遺伝子が炸裂しまくっている無印らしい商品であった。暑くて何も作る気がしない時期に、家にあったら助かるかもしれない。

参考リンク:無印良品 執筆:P.K.サンジュン Photo:RocketNews24.

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