ミュージカル『デスノート THE MUSICAL』2025年公演、浦井健治&濱田めぐみ8年ぶり出演

ミュージカル『デスノート THE MUSICAL』が、2025年11月に東京建物 ブリリアホール(Brillia HALL)にて上演される。ツアー公演も実施される予定だ。

『デスノート THE MUSICAL』は、「週刊少年ジャンプ」の連載で人気を博し、映画やドラマ、アニメなどのメディアミックスで幅広く愛されてきた漫画「DEATH NOTE」を舞台化したミュージカル。「このノートに名前を書かれた人間は40秒で死ぬ」という死のノート=デスノートを主人公・夜神月(やがみライト)が拾ったところから始まる物語だ。“正義とは何か”を突き付ける、スリリングな世界が眼前に繰り広げられる。

『デスノート THE MUSICAL』は2015年に日本で世界初演の幕を開け、2017年・2020年にも再演。さらに、韓国でも韓国キャストにより上演された他、2023年にはロンドンでコンサートバージョンが上演されるなど日本国内のみにとどまらず世界で高い評価を受けている作品だ。

ミュージカル『デスノート THE MUSICAL』の音楽を手掛けるのは、『ジキル&ハイド』『ボニー&クライド』『マタ・ハリ』などの作品を手がけ、世界的に活躍するブロードウェイの人気作曲家フランク・ワイルドホーン。

また、演出は、ミュージカル『スリル・ミー』や舞台『ピアフ』など数々の作品を手がけてきた演出家の栗山民也が担当する。中毒性のあるロック調の音楽と、人間の深層心理を極限まで描写する演出により、没入感あふれる世界観へと観客を誘う。

初演から10周年の節目を記念して上演されるミュージカル『デスノート THE MUSICAL』では、初演オリジナルキャストである浦井健治と濱田めぐみが8年ぶりにカムバック。かつて2015年・2017年公演で夜神月役を演じ、存在感を見せた浦井健治が、今回は死神リュークとして登場。観察者であり、狂言回しとして物語を動かす役回りを担う。また、濱田めぐみはレム役を続投。死神でありながらも人間の情を知ってしまった、レムの苦悩と深い愛情を圧倒的な表現力で演じる。

主人公の夜神月は、ミュージカル『ニュージーズ』『未来少年コナン』の加藤清史郎と、舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』の渡邉蒼がダブルキャストで演じる。L役はミュージカル『ジェイミー』の三浦宏規、弥海砂役は鞘師里保がキャストに名を連ねている。

夜神月(やがみライト)…加藤清史郎/渡邉 蒼(ダブルキャスト)成績優秀な高校生。“名前を書かれた人間が死ぬ”というデスノートを拾う。その力を知り、「自分こそが神に選ばれ、犯罪者のいない世界を創る“新世界の神”だ」と考えた月は、その力を犯罪者に制裁を与えるために使う。インターネット上では「キラ」と呼ばれ、人々からの称賛を受ける。

L…三浦宏規

これまであらゆる難事件を解決してきた謎の名探偵。論理で世界を見据え、人間離れした思考と姿勢を持つ孤高の天才。「キラ」による事件を捜査し、夜神月と対峙することになる。

弥海砂…鞘師里保

“死神”と“人間”の狭間に生きる大人気アイドル。通称はミサミサ。強い意志を持った女性。

夜神粧裕…リコ

月の妹。

死神レム…濱田めぐみ

死神でありながら、人間である弥海砂への“愛”を知ってしまい、複雑な思いを抱えることになる。弥海砂を守るため、命を賭ける場面も。

死神リューク…浦井健治

退屈しのぎに地上にデスノートを落とした死神。レムとともに人間界へ向かい、デスノートを持つ月と対峙する。

夜神総一郎…今井清隆

月の父親であり、警視庁刑事長。「キラを捕まえる」という使命感を持ち、その正体に迫っていく。

夜神月はある日、一冊のノートを拾う。ノートには、「このノートに名前を書かれた人間は40秒で死ぬ」と書かれていた。それは、死神リュークが退屈しのぎに地上に落とした“死のノート”(デスノート)。犯罪者を裁ききれない法律に、限界を感じていた月は、ある日、テレビで幼稚園に立てこもる誘拐犯の名前をデスノートに書いてみる。すると、誘拐犯は突然、心臓発作で息絶えた。

月はデスノートを使い、犯罪者の粛清を始めていく。世界中で犯罪者が不可解な死を遂げていく事件が相次ぐ中、インターネット上ではその犯人を「キラ」と呼び、称賛しはじめる。犯罪の数が激減する中、警察は犯人の手掛かりさえつかめないでいた。そこへ、これまであらゆる難事件を解決してきた謎の名探偵Lが事件を解決すべく、捜査を開始する。

【詳細】ミュージカル『デスノート THE MUSICAL』原作:「DEATH NOTE」(原作:大場つぐみ 作画:小畑健 集英社 ジャンプコミックス刊)作曲:フランク・ワイルドホーン演出:栗山民也歌詞:ジャック・マーフィー脚本:アイヴァン・メンチェル翻訳:徐賀世子訳詞:高橋亜子編曲・オーケストレーション:ジェイソン・ハウランド音楽監督:塩田明弘出演:加藤清史郎/渡邉 蒼(ダブルキャスト)、三浦宏規、鞘師里保、リコ、濱田めぐみ、浦井健治、今井清隆、俵和也、石丸椎菜、岩橋大、大谷紗蘭、小形さくら、尾崎豪、上篠駿、川口大地、神田恭兵、咲良、田中真由、寺町有美子、照井裕隆、藤田宏樹、増山航平、町屋美咲、松永トモカ、望月凜、森下結音、安福毅、德岡明(スウィング)、森内翔大(スウィング)■公演情報・東京公演公演時期:2025年11月

場所:東京建物 ブリリアホール

住所:東京都豊島区東池袋1-19-1

※この他、ツアー公演あり

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