水上恒司が拳を振りかぶる「WIND BREAKER」予告 主題歌はBE:FIRST、JUNONが作詞に参加

2025年10月1日 6:00 30 映画ナタリー編集部

水上恒司が主演を務める映画「WIND BREAKER/ウィンドブレイカー」の予告編がYouTubeで公開され、主題歌がBE:FIRSTの楽曲「Stay Strong」であるとわかった。同グループのメンバーで杉下京太郎役のJUNONが作詞に参加。劇中音楽を担当するYaffleと、BE:FIRSTのプロデューサーSKY-HIのコラボにより制作された。

にいさとるのマンガをもとにした本作の主人公は、不良の巣窟と恐れられる風鈴高校の“てっぺん”を獲るため街にやってきた桜遥。生徒たちが防風鈴=WIND BREAKERと呼ばれる“町を守る存在”に変貌を遂げていたことから、桜は戸惑いながらも防風鈴の一員として戦いに身を投じていく。水上が桜を演じ、防風鈴のメンバーである楡井秋彦に木戸大聖、蘇枋隼飛に綱啓永、柊登馬に中沢元紀、総代の梅宮一に上杉柊平が扮した。

予告には桜と仲間たちが距離を縮めていく様子や、防風鈴を狙う獅子頭連メンバーの姿を収録。守るべきものに出会った桜の思いがアクションとして映し出されるほか、終盤には拳を振りかぶる場面に「この街に手出すんじゃねぇよ!」というセリフが重ねられた。ナレーションはアニメ版で桜の声優を務めた内田雄馬が担当している。

「Stay Strong」は「映画のエンドロールを飾る最後の音楽まで、作品に寄り添ったものを」という思いによって作られた。SKY-HIは「“勝ちか負けだけが正義なんじゃない 守れ” このラインに全てがこもっていると思っています」、Yaffleは「“ヤンキー=ロック音楽”の再解釈を裏テーマに仕上げたこの曲は、映画の防風鈴よろしく堂々と時代を切り開いていくBE:FIRSTを表象できるようなものになりました」とそれぞれコメントする。さらにJUNONは「自分が思う『WIND BREAKER』のイメージや主人公桜の心情などをちりばめておりますので、注目していただけたら嬉しいです」と呼びかけた。

萩原健太郎が監督を務める「WIND BREAKER/ウィンドブレイカー」は、12月5日より全国で公開。八木莉可子曽田陵介萩原護、髙橋里恩、山下幸輝濱尾ノリタカもキャストに名を連ねた。

映画「WIND BREAKER/ウィンドブレイカー」本予告

JUNON(BE:FIRST)コメント

主題歌ありがとうございます!初めて自分が出演する作品に、グループとしても携わることができてとても光栄です。さらに作詞にも携わらせていただいたのですが、自分が思う「WIND BREAKER」のイメージや主人公桜の心情などをちりばめておりますので、注目していただけたら嬉しいです。

作品をさらに色付けできる曲になるよう、思いを込めましたので、楽曲も楽しんでいただけたら嬉しいです!

SKY-HI コメント

“勝ちか負けだけが正義なんじゃない 守れ”このラインに全てがこもっていると思っています。

正義の反対は悪ではなくまた別の正義とは良く言いますが、善も悪もそれぞれの物差しで、人間が生きる以上どうしても分かり得ぬ部分というのは存在すると思いますが、自分の大切にしているものを守るという気持ちは尊重されるべきだと思いますし、映画のように直接的なアクションでなくとも自分が自分であるために守りたいものは確かにあるよな、と、自分の背筋を見直せました。あとシンプルに友情に胸がアツくなりました笑。

Yaffle コメント

今回初めてBE:FIRST, SKY-HIさん達と曲作ってそのクリエイティブを優先させる姿勢のおかげで楽しく作業できました。“ヤンキー=ロック音楽”の再解釈を裏テーマに仕上げたこの曲は、映画の防風鈴よろしく堂々と時代を切り開いていくBE:FIRSTを表象できるようなものになりました。誰かをぶん殴りたくなった時にこの曲聴いて、考え直して、ぶん殴らないようにしてください。

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©にいさとる/講談社 ©2025「WIND BREAKER」製作委員会

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