「頭が真っ白に...」被害者数十人 人気のヨガスクールで「突然すぎる合宿中止&未返金トラブル」
突然の合宿中止と金銭トラブル
ヨガを通じて人生を整える――そんな謳い文句で、全国の女性たちを顧客にしてきたヨガ団体で今、顧客を巻き込んだ金銭トラブルが勃発している。
トラブルの舞台となっているのは、インドネシアのバリ島ウブドに本拠地を構えるヨガスクール『道ヨガ』。オンライン講座と海外合宿・留学などを組み合わせ、RYT200やRYT500といった全米ヨガアライアンスが認定する資格を取得できるというスクールだ。
道ヨガの公式SNSには青空の下で瞑想する写真などと共に、「700人以上の卒業生を輩出しました」という文言が躍っている。一見、真っ当なヨガスクールに見えるのだが、.突然の合宿中止や返金の未対応など、多くのトラブルが発生しているという。
道ヨガのインド留学を申し込んだAさんが憤る。
「ずっとヨガの資格をとりたくて、いいスクールはないかネットで検索していたときに、サイトの上位ページに出てきたのが道ヨガのインド留学だったんです。同業他社より安く、本場のインドで資格が取得できるのが魅力で’24年11月に申し込み、受講料の24万8000円を振り込みました。ところが……入金してから一向に連絡がこないんです。予定通り開催されるのか、段々不安になってきました」
インド留学が数日後に迫った昨年3月中旬のある日、Aさんの元に1通のメールが届いた。差出人は、「道ヨガ代表・Y(メールでは実名)」という男。メールには以下のような内容が綴られていた。
Aさんの元に届いた、未返金に対する謝罪のメール被害者のLINEグループが発足
《この度(3月15日)の「インド企画」につき、「開催中止」とさせて頂くしか術がなくなりました。会場・宿泊・先生(RYTの開講)・送迎の準備は出来ておりますが、ご期待頂いてます「無料航空券」の準備が出来なくなっています。断腸の想いで、深く深くお詫び申し上げます》
突然の中止通告にAさんは混乱。数日後、以下のメールが届いた。
《受領金額全額を2025年3月31日にご返金できるようにさせてください》
しかし、入金はなかった。《返金を約束しておりましたが、本日現在、履行できておりません。バリ島ウブドの施設を売却し、その資金で支払い原資を確保いたします》というメールが届いた後、差出人との連絡は途絶えたという。
「頭が真っ白になりました。慌ててネットで調べると、同じような被害に遭ったという人がたくさんいるのがわかった。被害者のLINEグループも作られており、60人ほどのメンバーがそれぞれの被害状況を共有していました。今も返金されていません。運営からはしっかりとした謝罪がほしいです」
返金の予定はあるのか、被害者の声をどう受け止めているのか。道ヨガの代表であるY氏に事実関係を尋ねるべくメールアドレスに質問状を送付したが、「配信エラー」となりメールが届くことはなかった。Y氏の携帯に電話をかけたが、「この番号は使われていません」というアナウンスが流れるだけだった。
Aさんたち被害者に受講料が返金される日はくるのか――。