バレンタインに「職場でチョコ配らないよ?」「旦那が本気チョコをもらった!」…甘くないトラブルが!

もうすぐバレンタイン。感謝や好意を形にする、楽しいイベントですが、最近は友チョコや自分用へのご褒美チョコなど、いろいろな形で親しまれるようになりました。その一方で、「誰に」「どこまで」「どんな気持ちで」贈るのかによって、人間関係の微妙なズレや心に引っ掛かりを残すこともあるようです。

エピソード1:「うちの会社は、バレンタインはやらないって言ったよね?」入社した女性社員が勝手にチョコ配り

30代のホナミ(仮名)さんは、結婚前から小さな会社で事務員として働いています。社員は10人ほどで、距離感の近い、居心地のいい職場でした。最近、同じ事務職として20代独身のカヤ(仮名)さんが入社しました。バレンタインを前に、ホナミさんはカヤさんに「この職場ではチョコを配ったりしない」と伝えました。そして、ふたりで確認し合ったつもりでした。

ところが当日、カヤさんはひとりで社員全員にチョコを配りはじめます。職場の空気が一変し、ホナミさんは肩身の狭さを感じました。「チョコを渡したらお返しを考えさせてしまうから、あげないと言ったよね?」と注意すると、カヤさんは強く言い返してきたのです。その反論はどこか噛み合わず、ホナミさんの胸には違和感だけが残りました。

大きな問題があったわけではありませんが、ホナミさんにとっては後味の悪さだけが残るバレンタインとなってしまいました。でもその後に、ホナミさんはカヤさんの真意を知るのです。<職場で迷惑バレンタイン?>「仕事でチョコあげない!」しかし当日……腑に落ちない【第1話まんが】

エピソード2:「これは挑戦状なの?」本気の手作りチョコに妻は

Bさんの家は、ふたりの子どもがいる円満家庭です。バレンタイン当日、夫が職場から10個チョコを持ち帰ってきました。女性の多い職場で信頼されている証だと、Bさんは素直に受け止め、感謝の気持ちで箱を開けました。

そのなかに、ひときわ目立つ手作りの箱がありました。中身は大きなガトーショコラ。ハートで飾られたケーキには、「誠実な主任が大好きです」という手紙がつけられていました。“匂わせ”どころではありません。

いかがわしい関係を否定する夫を、疑う気持ちはありません。しかしBさんは、それを挑戦状のように受け取りました。怒りではなく、覚悟に近い感情です。さて、どんな「お返し」をしてあげましょうか……。Bさんの心はすでに決まっていました。

<ナメるな!>バレンタインに夫が本気手作りチョコを貰ってきた!妻の本気お返しとは?【前編まんが】

エピソード3:<友チョコと秘密>女の子が好きはダメ?親子のすれ違い

小学5年生のスズ(仮名)ちゃんは、バレンタインに仲良し4人組で友チョコを交換する約束をしました。そのなかで親友のトモ(仮名)ちゃんから、「同じグループの女の子が好き」だと打ち明けられます。秘密を共有できたことが、スズちゃんは嬉しくてたまりませんでした。

しかし家でその話をした際、スズちゃんの母親は「女の子同士で好きなんておかしい、気持ち悪い」と否定的な言葉を口にします。トモちゃんのことを知らないのに、悪く言う母親をスズちゃんは許せませんでした。それと同時に親友を否定されたようで、深く傷つきました。

楽しいはずのバレンタインは、一転して重たい雰囲気に。こんなことなら母親に話さなければよかったという後悔だけが、スズちゃんの心に残りました。でも実は、母親には昔「女の子」から傷つけられた過去があったのでした。

<女同士だからいいじゃん>バレンタイン友チョコ約束!「友達の好き」じゃない……?【第1話まんが】

バレンタインの思い出

バレンタインは甘い思い出だけでなく、苦い思い出になることもあります。大切なのは、バレンタインを贈る相手の立場や気持ちを想像することなのかもしれません。今年のバレンタインも、少しでも穏やかな気持ちで、楽しく迎えられますように。

文・岡さきの 編集・あいぼん

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