インフルエンザ任意接種にかかる接種費用の一部を助成します/種子島 西之表市

 例年、秋冬に流行する季節性インフルエンザによる発病や重症化を防ぐことを目的とするインフルエンザ予防接種について、接種費用の助成を10月1日から開始します。

 接種時の年齢が64歳以下の方は、任意接種の対象です。任意接種は、国や市が接種を勧奨するものではなく、個人の希望により接種をしていただくものです。  ワクチンの効果と副反応のリスクの双方についてご理解の上で、本人の意思に基づいて接種を受けていただきますようお願いします。

インフルエンザ任意接種のご案内(PDFファイル:531.4KB)

【目次】

インフルエンザとは

インフルエンザワクチンの効果

副反応について

令和7年度の予防接種について 

市内の指定医療機関以外で予防接種を受ける方(償還払い)

関連リンク

インフルエンザとは

 インフルエンザは、インフルエンザウイルスに感染することによって起こる病気で、風邪に比べて全身症状が強いとされています。

 季節性インフルエンザは流行性があり、いったん流行が始まると、短期間に多くの人へ感染が拡がります。日本では、例年12月~3月が流行シーズンです。

 高齢者や基礎疾患のある方では重症化する可能性が高く、入院や死亡の危険もあるため注意が必要で、主な感染経路は、咳、くしゃみ、会話等から発生する飛沫感染です。

ページトップへ戻る

インフルエンザワクチンの効果

 体の中に入ったインフルエンザウイルスは次に細胞に侵入して増殖します。この状態を「感染」といいますが、現行のワクチンはこれを完全に抑える働きはありません。  ウイルスが増えると、数日の潜伏期間を経て、発熱やのどの痛み等のインフルエンザの症状が出現します。この状態を「発病」といいます。インフルエンザワクチンには、この「発病」を抑える効果が一定程度認められています。

 発病後、多くの方は1週間程度で回復しますが、中には肺炎や脳症等の重い合併症が現れ、入院治療を必要とする方や死亡される方もいます。これをインフルエンザの「重症化」といいます。特に基礎疾患のある方や高齢の方では重症化する可能性が高いと考えられています。インフルエンザワクチンの最も大きな効果は、「重症化」を予防することです。

インフルエンザQ&A(厚生労働省)

ページトップへ戻る

副反応について

 季節性インフルエンザワクチンで比較的多くみられる副反応には、接種した場所(局所)の赤み(発赤)、はれ(腫脹)、痛み(疼痛)等が挙げられます。接種を受けられた方の10~20%に起こりますが、通常2~3日で消失します。  全身性の反応としては、発熱、頭痛、寒気(悪寒)、だるさ(倦怠感)などが見られます。接種を受けられた方の5~10%に起こり、こちらも通常2~3日で消失します。

 また、まれではありますが、ショック、アナフィラキシー様症状(発疹、じんましん、赤み(発赤)、掻痒感(かゆみ)、呼吸困難等)が見られることもあります。


Page 2

関連記事: