「世界薬剤耐性(AMR)啓発週間」における普及啓発
- 報道発表資料
「薬剤耐性」とは、特定の種類の抗菌薬が効きにくくなる、又は効かなくなることをいい、薬剤耐性を得た細菌を「薬剤耐性菌」といいます。抗菌薬を医師の処方どおりに使用せず、自己判断で服用したりしなかったりすると、「薬剤耐性菌」が出現する可能性が高くなります。薬剤耐性菌が増えると、抗菌薬が効かなくなることから、感染症の治療が難しくなります。 世界保健機関(WHO)は今年10月、2023年に検査で確認された細菌感染症の6件に1件は、薬剤耐性菌によって引き起こされたと明らかにし、薬剤耐性菌の拡大について、世界の医療や保健の深刻な脅威と警告しています。
こうした薬剤耐性の問題を広く知っていただくため、都は、今年度初めて11月の「世界薬剤耐性(AMR)啓発週間」に合わせて普及啓発の取組を実施します。