【京都大賞典】(京都)力強い末脚で内から抜けだしたディープモンスターが悲願の重賞初制覇|競馬実況web|競馬|ラジオNIKKEI
京都11Rの第60回京都大賞典(3歳以上GII・芝2400m)は5番人気ディープモンスター(浜中俊騎手)が勝利した。勝ちタイムは2分23秒9(稍重)。半馬身差の2着に2番人気サンライズアース、さらにクビ差の3着に15番人気ヴェルミセルが入った。
ディープモンスターは栗東・池江泰寿厩舎の7歳牡馬で、父ディープインパクト、母シスタリーラヴ(母の父Bellamy Road)。通算成績は26戦6勝。
レース後のコメント
1着 ディープモンスター(浜中俊騎手) 「ディープモンスターと重賞を勝つことができ、本当に良かったです。今日の馬場状態は雨も降って、この馬にはちょうど良かったと思います。枠も3番で良いと思っていましたので、それを生かして一発狙おうと思っていました。あまり後ろからだと厳しいと思っていました。スタートだけは決めたいと思っていました。本当に良いポジションで運ぶことができました。道中はじっと内で我慢して直線も内が空いたらそこを突こうと思っていましたので狙ったレースになりました。期待の大きい馬ですのでここにきて、また力をつけてきました。初めて重賞を獲れましたのでこの後も活躍してくれると思います」
2着 サンライズアース(池添謙一騎手) 「パドックから、返し馬、待避所と、だいぶ大人になって、落ち着いて臨めました。馬群でレースをするのを試すプランもあったのですが、しっかりした逃げ馬がいなかったので、リズムを重視しました。道中はしっかりハミを取って集中していましたし、いい形だったのですが、4コーナーで幼さを見せたのか、外に膨らんでしまいました。ラチ沿いをしっかり回りたかったです。最後は渋太く脚を使っているのですが、勝ち馬に内をすくわれてしまいました。外から来られたのならしのげたかもしれません。これだけ走れたのは能力があるからだと思いますし、次に向けて上積みは大きいと思います」
3着 ヴェルミセル(鮫島克駿騎手) 「馬場はもっと重くなってもいいと思っていました。こういう馬場への適性もありますし、インコースでじっとしていました。あと何メートルかという感じでしたが、前半でポジションを取れる馬ではないですし、そのぶん脚がたまったのかもしれません。しっかり伸びてくれました」
5着 ショウナンラプンタ(松山弘平騎手) 「競馬で初めてこの馬に乗りましたが、折り合いがついて、乗りやすかったです。わかっていたことではありますが、大外枠が厳しかったです。もう少し違う競馬ができたら良かったです。申し訳ないです」
6着 アルナシーム(藤岡佑介騎手) 「イメージ通りに運ぶことができましたし、渋太く頑張ってくれました。楽しみが広がる競馬ができたと思います」
7着 ヴェルテンベルク(松若風馬騎手) 「スタートが決まれば逃げてもいいと思っていたのですが、出脚がつかず、ロス無く内を回るプランに切り替えました。乗りやすくてスタミナのある馬だと感じました」
9着 サンライズソレイユ(坂井瑠星騎手) 「イメージ通りの競馬だったと思います。良く頑張っていました」
15着 プラダリア(高杉吏麒騎手) 「割と思った通りのポジションをとって流れに乗れました。ただペースが遅過ぎて、リズムが悪かったです」