【スプリンターズS 共同会見】ママコチャ・岩田望来騎手「本当に馬がフレッシュ」一問一答

岩田望来騎手=栗東トレセン(撮影・根本成)

(スプリンターズステークス、2025年9月28日、GI、中山11R、芝・右外1200m)

スプリンターズS(28日、中山、GⅠ、芝1200メートル)に向け、ママコチャ(栗東・池江泰寿厩舎、牝6歳)を騎乗する岩田望来騎手が24日、共同会見に臨んだ。

――前走約3年半ぶりに乗ってみて、馬の良さというのはさらに深まった

「調教乗った段階から良さを感じましたし、いい勝負できるんじゃないかなと思っていました」

――3コーナーのあたりで内のあいたところに上がっていった。そのときの折り合いや手応えは

「折り合い自体もいい雰囲気でいて、3コーナー過ぎから少し行きたがる素振りを見せて少し噛んでしまったんですけど、すごくいい内容で走れたと思います」

――直線は先行している馬の中では頑張っていた。反応や末脚は

「前で残ったのはこの馬だけでしたし、1着と3着は追い込みだった。馬の能力を出し切ってくれたというか、能力が高くて2着にこれたレースだと思います」

――馬は完全に脚が上がった感覚はなかった

「ばったり止まっているわけではなかったですけど、あのペースでしたし、押し切ってほしいなというのはありましたけど、ちょっと捕まるなという雰囲気も出ていました」

――レース後は「悪かったところを改善して次に臨みたい」と。具体的に改善したい部分はどのあたりだった

「ゲートを出てからのポジション取りのときに、どれくらい出したら馬がはみ出てしまうとかです。いろいろなことが分かったので、本番は修正して乗りたいと思います」

――24日の最終追いではどんなところを確認したかった

「前走の疲れが残っていないかと、最後の反応の確認でした」

――厩舎からの指示は

「『そんなに速くなくていいよ』といわれたんですけど、本当に馬がフレッシュで予定より速くなってしまった。ただ、いい感触で追い切れたと思います」

――坂路で4ハロン52秒1―12秒3。動きや感触は

「最後も12秒前半でしたけど、きょうの馬場も多少重かったので、いい時計で走れたと思います」

――前走からの継続騎乗。1度叩いてGⅠに臨める心境は

「まず、継続騎乗させていただいたオーナーや、厩舎スタッフに感謝したいですし、なんとか結果で自分の気持ちを示したいなと思います」

――自身は当レース2度目の騎乗。中山芝1200メートルの印象や乗り心地は

「本当に特殊ですし、枠に左右されやすく難しいコース形態だと思います」

――枠順の理想はありますか

「理想はありますけど、決められた枠で勝負したいなと思います」

――ママコチャは一昨年勝っていますけど、そのイメージはある

「参考の一部としては覚えています」

――今年は強豪メンバーがそろった。香港からも出走馬がいる

「競馬なのでやってみないと分からないですけど、ママコチャの競馬をするだけです」

――先週、中山競馬場で騎乗していたと思うが、今の芝コースの印象は

「前も残りやすいし、差しも決まっている。今の中山競馬場の状態は良くて、基本フラットだと思います」

――ママコチャには合う

「はい、合うと思います」

――ファンへ一言

「前走負けてしまったんですけど、ここで巻き返したいと思っているので応援よろしくお願いします」

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