モバイルバッテリーのケーブル問題を解決するため巻き取り式&ストラップ型のUSBケーブルを内蔵した「Anker Power Bank(ブラック:A1695N11/シルバー:A1695N41)」はこんな感じレビュー
巻き取り式のUSB Type-Cケーブルとストラップ型のUSB Type-Cケーブルを搭載した大容量モバイルバッテリー「Anker Power Bank (25000mAh, Built-In & 巻取り式USB-Cケーブル)」が2025年5月8日に登場しました。GIGAZINEにも実物が届いたので、どんなモバイルバッテリーなのか詳しくチェックしてみました。
Anker Power Bank (25000mAh, Built-In & 巻取り式USB-Cケーブル) | モバイルバッテリー搭載USB充電器の製品情報 | Anker Japan 公式オンラインストア
https://www.ankerjapan.com/products/a1695 「Anker Power Bank (25000mAh, Built-In & 巻取り式USB-Cケーブル)」は「ブラック」と「シルバー」の2色展開です。今回はブラックが届きました。箱の中にはモバイルバッテリー本体の他に保証書、安全に関する説明書、収納袋が入っていました。
「Anker Power Bank (25000mAh, Built-In & 巻取り式USB-Cケーブル)」の見た目はこんな感じ。
ストラップはただのヒモではなく、電力の入出力が可能なUSB Type-Cケーブルです。
ストラップ状態から展開するとこんな感じ。出力は最大100Wで、電圧と電流の組み合わせは「5-11V=3A / 5A=3V / 9V=3A / 10V=2.25A / 12V=3A / 15V=3A / 20V=5A」です。
ストラップ型USB Type-Cケーブルの長さは約30cm。
これは巻き取り式のUSB Type-Cケーブル。
掃除機のケーブルのようにシュシュッと引き出せます。ケーブルを別で用意せずとも2つのデバイスを充電できるの非常に便利。出力は最大100Wで、電圧と電流の組み合わせは「5-11V=3A / 5A=3V / 9V=3A / 10V=2.25A / 12V=3A / 15V=3A / 20V=5A」です。
巻き取り式USB Type-Cケーブルの長さは約67cm。
USB Type-Cケーブルを引き出したり巻き取ったりする様子を動画で記録してみました。引き出す長さは無段階で調整可能です。
巻き取り式USBケーブルを搭載したモバイルバッテリー「Anker Power Bank (25000mAh, Built-In & 巻取り式USB-Cケーブル)」 - YouTube
正面には各種情報を表示できるディスプレイを搭載。
左側面には電源ボタン、USB Type-Cポート、USB-Type-Aポートが並んでいます。
USB Type-Cポートの最大出力は100Wで、電圧と電流の組み合わせは「5-11V=3A / 5A=3V / 9V=3A / 10V=2.25A / 12V=3A / 15V=3A / 20V=5A」。USB-Type-Aポートの最大出力は33Wで、電圧と電流の組み合わせは「5-11V=3A / 5V=3A / 9V=2A / 10V=2.25A / 12V=1.5A」です。
電源ボタンを1回押すごとに、ディスプレイの表示内容を変更可能。
これはバッテリー残量と出力を表示している状態。
各ポートからの出力を個別に確認することも可能。
バッテリーの温度も確認できます。
さらに、バッテリーのサイクル数や健康状態も確認できます。
電原ボタンを2回連続で押すとUSB Type-Aポートが低電流モードに切り替わり、スマートウォッチやワイヤレスイヤホンなどの充電に適した状態になります。低電流モードに切り替わっている間は、ディスプレイのバッテリー残量表示の右上に青い点が表示されます。
また、電原ボタンを2秒間長押しすると、ディスプレイを消灯できます。
底面には各ポートの入出力情報などが記載されています。
重さは実測で590g。
4ポート合計で最大165Wの出力が可能。ノートPCに給電しつつスマートフォンを3台充電してもまだまだ余裕があります。
充電は巻き取り式USB Type-Cケーブルから「Anker Power Bank (25000mAh, Built-In & 巻取り式USB-Cケーブル)」自体を充電することができます。
ストラップ型USB Type-Cケーブルからも充電可能。
さらに、側面のUSB Type-Cポートからも充電できます。充電時の最大入力は3ポートとも100Wで、「5-11V=3A / 5A=3V / 9V=3A / 10V=2.25A / 12V=3A / 15V=3A / 20V=5A」での入力に対応しています。
複数のポートを電源に接続すると、最も入力の大きいポートから充電されます。
充電中はバッテリー残量が0.01%単位で表示されるほか、入力電力や満充電までの予想時間も表示されます。
「Anker Power Bank (25000mAh, Built-In & 巻取り式USB-Cケーブル)」本体を充電しつつ、「Anker Power Bank (25000mAh, Built-In & 巻取り式USB-Cケーブル)」から他のデバイスに給電するパススルー給電にも対応しています。
パススルー給電の実行中はディスプレイに「Pass Through」と表示されます。
「Anker Power Bank (25000mAh, Built-In & 巻取り式USB-Cケーブル)」のディスプレイには、バッテリーに問題が生じたことを示す各種情報も表示されます。例えば、以下はバッテリー高温時に低電力状態に移行する「アクティブ冷却モード」に入ったことを示す画面です。
バッテリー残量が10%以下になると赤色の警告画面を表示。
電流や電圧に異常が生じて回路保護が発動すると、以下の画面が表示されます。
バッテリーの温度が高すぎたり低すぎたりすると、「温度保護モード」に移行し、温度が正常範囲に戻るまで動作が停止します。
また、バッテリーの充電と放電を繰り返して最大容量が60%を下回ると、以下のようにバッテリーの健康状態が悪化したことを示す画面が表示されます。
「Anker Power Bank (25000mAh, Built-In & 巻取り式USB-Cケーブル)」はAnker公式オンラインショップや家電量販店などで入手可能。記事作成時点ではAmazon.co.jpで税込1万4990円で売られています。
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