まるで燃え立つ炎の渦 渦巻銀河「NGC 253」をVLTが観測

こちらは、ESO=ヨーロッパ南天天文台のVLT=超大型望遠鏡で観測された、渦巻銀河「NGC 253」です。 渦巻銀河「NGC 253」の解説動画(Youtube) ちょうこくしつ座の方向、約1100万光年先にあります。 この画像は、幅およそ6万5000光年のNGC 253全体を捉えるために取得された、100枚以上の画像をつなぎあわせて作成されています。 観測に使われたのは、VLTの広視野面分光観測装置「MUSE」です。 分光観測とは、天体のスペクトル(電磁波の波長ごとの強さの分布)を得る観測方法のこと。 銀河を形作る星・ガス・塵(ダスト)といった物質は、それぞれ異なる波長、言い換えれば異なる色の光を発しています。 できるだけ細かく、できるだけ広範囲のスペクトルを取得することで、星の年齢や組成といった様々な情報を得ることができるのです。 冒頭の画像は、ESOが2025年6月18日付で公開しています。 Source Image Credit: ESO/E. Congiu et al. ESO - Astronomers capture most detailed thousand-colour image of a galaxy

sorae編集部

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