エヌビディアCEO、トランプ氏はAI半導体輸出規制の見直しを=BBG

 4月30日、米半導体大手エヌビディアのジェンスン・フアン最高経営責任者(CEO)は、トランプ米政権に人工知能(AI)技術の輸出規制の改定を求めていると語った。ロサンゼルスで2017年撮影(2025年 ロイター/Mike Blake)

[30日 ロイター] - 米半導体大手エヌビディア(NVDA.O), opens new tabのジェンスン・フアン最高経営責任者(CEO)は、トランプ米政権に人工知能(AI)技術の輸出規制の改定を求めていると語った。ブルームバーグが30日報じた。

ロイターは29日、バイデン前政権下が打ち出したAI用最先端半導体の段階的輸出規制の見直しを検討していると報じていた。

輸出規制は5月15日に発効予定。米国内および友好国内に最先端技術をとどめることを目的に、エヌビディアなどのAI用半導体の輸出量を国ごとに定め、段階的に制限する内容だ。

ホワイトハウスとエヌビディアは現時点で取材に応じていない。

ブルームバーグによると、フアン氏は記者団に対し「新たな枠組み規制がどんなものになるか不明だが、枠組みが打ち出された当時と今とでは状況が根本的に異なることを認識しておかなければならない」と述べた。

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