地球から最初に火星へ降り立つのは…人類ではなくテスラの人型ロボ集団!(ギズモード・ジャパン)
「The Road to Making Life Multiplanetary」と題するマスク氏のプレゼンで主役を張ったのは、TESLA(テスラ)が開発してきた人型ロボットの「Optimus(オプティマス)」でした。どうやらSpaceXは、火星に人間の宇宙飛行士を着陸させる前に、大量のOptimusを送り、まず環境を整えていく算段のようですね。 あくまでも目標タイムラインですけど、早くも来年には、火星に向けて5体のOptimusを搭乗させたロケットを打ち上げ予定。火星に降り立って現地調査を進めるOptimusのもとへ、2028年には最大20機のロケットを飛ばすことが目指されます。続々と火星に基地を整えるための資材を送り込み、Optimusのロボ集団で、コロニー建造を進めていくんだとか!
そもそもSpaceXは、この一連のプロジェクトのカギを握る新ロケットの「Starship 3」をこれから完成させます。その飛行が成功しなければ、来年以降の計画などあったものではありません。とはいえ、マスク氏は今回、2033年中に地球から火星へ向かうロケットの数は、実に500機に上るなんて大胆プランを発表。もうまるで飛行機にでも乗る感覚で、ドシドシ火星へ向かうロケットを押さえられる時代になるだなんて語っていますよ。 なんとも夢のような話にも聞こえますけど、すでに火星でもネット環境を整え、快適に人類が移住できる世界がビジョンに描かれているのは事実。どれくらいのお金が必要なのか、壮大すぎる構想は現実を度外視しているようにも思えますが、いつのまにか現実になってたりして~。 Source: SpaceX via Notebookcheck
湯木進悟