中村雅俊が監督務めた「五十年目の俺たちの旅」公開日決定、特報も解禁
中村雅俊、秋野太作、田中健が共演したドラマ「俺たちの旅」シリーズ初の映画化作品「五十年目の俺たちの旅」の公開日が2026年1月9日に決定。ポスタービジュアルが到着し、特報映像がYouTubeで解禁された。
「俺たちの旅」は、中村演じるカースケ(津村浩介)、秋野演じるグズ六(熊沢伸六)、田中演じるオメダ(中谷隆夫)が人生にもがきながら生きることの意味を見つけていくさまを描いた青春群像劇。20年ぶりの続編となる「五十年目の俺たちの旅」には中村、秋野、田中のほか、オメダの妹・真弓役の岡田奈々も結集した。企画・脚本を担当したのは、テレビシリーズのメインライターだった鎌田敏夫。中村が自ら監督を務めた。
本作に登場するカースケ、グズ六、オメダは70代。カースケは従業員10人ほどの小さな町工場を経営し、オメダは鳥取県の米子市長を務め、グズ六は介護施設の理事長の座に収まり、それぞれ平穏な日々を過ごしていた。そんなある日、カースケの工場にオメダがやって来る。彼を誇らしげな様子でカースケは従業員に紹介するが、思いつめた様子でその場を去ってしまうオメダ。そんな中、カースケの工場で製作中だったポットが大量に割られる事件が起きる。カースケはその中に懐かしい砂時計を発見。その砂時計は、かつての恋人・洋子とともに訪れた鳥取砂丘で買った物だった。そして20年前に病死した洋子を懐かしむカースケは、グズ六から「洋子が生きてる!」と告げられる。
ポスタービジュアルには、カースケ、グズ六、オメダが東京・井の頭公園を歩く姿が写し出されている。特報には、カースケの「生きていくって楽しいものなんだよ、そう思わないか」というセリフや、過去の映像が切り取られた。なお本作には、オメダの娘・真理役で前田亜季、カースケの工場の従業員・紗矢役で水谷果穂、青年・克史役で福士誠治、オメダの妻・小枝子役で左時枝も出演している。
NAKACHIKA PICTURESが配給する「五十年目の俺たちの旅」は東京・TOHOシネマズ 日比谷ほか全国でロードショー。
映画「五十年目の俺たちの旅」特報
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