「もう1年の契約を」殊勲の同点弾ロハスはドジャース残留希望 キケ、イェーツ、コーペック、コンフォートらド軍7選手がFA
MLB
ドジャースとの再契約を望んだロハス。ワールドシリーズ第7戦では、9回に同点本塁打を放った。(C)Getty Images
  ロサンゼルス・ドジャースのワールドシリーズ制覇で2025年シーズンの幕が閉じ、メジャー球界はオフシーズンに突入。現地11月2日にはMLB選手会が137人のFA選手リストを発表し、ドジャースの選手では、ミゲル・ロハス、キケ・ヘルナンデス、マイケル・コンフォート、アンドリュー・ヒーニー、マイケル・コーペック、カービー・イェーツのほか、今シーズン限りで現役を引退するクレイトン・カーショウの名前も記された。  これを受けて、ドジャース専門メディア『Dodgers Nation』がロハスの去就に注目。ワールドシリーズ第7戦の9回に、起死回生の同点ソロ本塁打を放ったロハスが「チームへの残留を表明している」と語ったと伝えた。 「100%、イエスだ。ドジャースともう1年の契約を結ぶことが最優先事項。そうしたいと思っているし、その後で自分のキャリアがどこに向かうのか、あらためて見極めるつもりだ」。ロハスは『Dodgers Nation』のダグ・マッケイン記者にこう語ったという。  また、昨オフに1700万ドル(約26億円)の1年契約を結んだコンフォートについては、「レギュラーシーズンの成績を考えると、2026年に復帰する可能性は低い」とし、「重要な役割を担うと目されていたリリーフ投手」のコーペックとイェーツは、「結局、怪我の影響でフル稼働できなかった」と同メディアは評価した。  ワールドシリーズ制覇に貢献したロハスやキケ・ヘルナンデスを含め、FA選手の去就に注目が集まっている。 構成●THE DIGEST編集部