「実験で助手を溶かしたことがある」消防隊員を驚かせ、警察から事情聴取も…米村でんじろう(70)が振り返る「ヤバすぎる実験」の思い出(文春オンライン)

 サイエンスプロデューサーとして活躍する米村でんじろうさん(70)。科学教育・普及への貢献で高い評価を得ている人物だが、実は大学受験で3浪という“落ちこぼれ”経験もしている。そんなでんじろうさんには、YouTubeやテレビ番組で披露する過激な実験から“マッドサイエンティスト”というイメージを持つ人も多い。 【貴重画像】めっちゃイケメン…若かりし頃のでんじろう先生をたっぷり見る  でんじろうさんに過去のヤバかった実験について聞くと「噴火のような爆発を起こして、消防隊員が本気でびっくりしていた」「最近は炎のムチを作った」と話す。特に記憶に残っているのが「助手を溶かしてしまったことがあります」「警察に事情聴取をされました」という実験だ。

 その実験は、あるテレビ番組からの依頼で行った。発泡スチロールに吹きかけると、化学反応で溶かしてしまう「オレンジオイル」を全身に塗り、発泡スチロールの壁に突っ込めば、ギャグ漫画のように人の形の穴が作れるのではないか――という実験の依頼だったという。 「最初は『無理だと思います』と伝えました。でも、『とりあえずやってみよう』となったんです」  前段階の実験として、助手に黒い全身タイツを着せ、一斗缶いっぱいのオレンジオイルをかぶってもらい、巨大な発泡スチロールの上に寝かせた。発泡スチロールは見事に溶けたが、予想外の事態が起きる。 「助手が『痛い! 痛い!』と訴え始めて……。どうやら皮膚に炎症が起きてる様子でした。とくに肌の弱い部位、ワキや股間などに強く反応が出てしまって」  全身を水で洗い流しても痛みが引かず、救急車を呼ぶ事態に。救急車と一緒に消防車、パトカーも来て、警察から事情聴取を受けることになった。その後、助手は無事に回復したが、当時を振り返ってでんじろうさんは次のように話す。 「『実際のものを見せてください』と言われるんですが、出すとしても真っ黒に溶けた発泡スチロールしかありません。『全身にオレンジオイルを塗って、発泡スチロールを溶かしていたら、人間まで溶けちゃいました』なんて、あまりにバカバカしくて、説明しづらかったです」  最近では、よく「武器の扱い方がうますぎる」と話題にもなり、テレビ番組でも“暴れっぷり”に注目が集まる。「マッド感が強調されるようなノリはみんなも好んでくれるし、見てもらえる」として、「今後もみんなに見てもらえるなら、率先してマッドサイエンティストになろうと思っています」と語っている。  今回触れた実験の他にでんじろうさんがヤバかったと語る実験や、「本当にバカだった」と振り返る、大学受験で「3浪」した時代のエピソードなど、インタビュー全文は下記のリンクからお読みいただけます。

「文春オンライン」編集部

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