〈ただあいちてる〉〈#毎日仲良し〉“派手なタトゥーのギャルママ”(27)が夫を手に…SNSに残されていた「かつての幸せな日々」《千葉・建設会社社長が“口論”で刺殺》(NEWSポストセブン)
インスタグラムに投稿された1枚の写真。写っているのは生まれたばかりの子どもと、黒川まみ容疑者(27)だ。この日からおよそ2年後、愛する子どもの育児をめぐって凶行に走るとは、本人も予想しなかっただろう──。【前後編の後編。前編から読む】 すでに報じたとおり、まみ容疑者は3月29日夜、生活費をめぐって夫の黒川真稀さん(28)と口論になり、刺殺しようとした疑いで翌日に逮捕。容疑が殺人に切り替えられ、すでに送検された。 「まみ容疑者は調べに対し、『夫が育児を全くせず、不満だった』とも話している。日頃から鬱憤がたまっていたのでしょう」(キー局社会部記者) 亡くなった真稀さんはシーリング工事を中心に、塗装やリフォーム工事などを行う法人の社長だった。法人登記によれば、会社は2023年9月に設立されている。 公式ホームページには〈『誠実な仕事で信頼を築く』がモットー〉〈仲間たちと共に成長し、これからも『街を支える力』として歩み続けてまいります〉などの言葉が綴られており、真稀さんの真摯な仕事への姿勢がうかがえる。 そんな真稀さんは千葉県市原市出身。幼いころは、市内の県営住宅に住んでいた。
「みんなからは『クロ』とか『クロちゃん』とか呼ばれていました。学生時代はビリヤードや筋トレが趣味だったと思います。ヤンチャで眉毛も薄く、見た目は少しいかつかったかな。でも仲間思いで、友達も多かったです。今でいうと、"陽キャ"って感じです。恋愛に関しては一途でした。付き合うと"女がらみ"を切るタイプ。 親御さんとはむしろ仲が良かったほうだと思います。当時使っていたTwitterにも、母親の名前がたびたび出ることがあったし。なんでこんなことになったのか、見当もつきません……。葬儀は4日にあるみたいですが、死んだのがまだ信じられない」(真稀さんの知人) この知人によれば、真稀さんは中学を卒業後に県内の高校に進学するも中退。建設業に携わるようになった。それからしばらく経ち、会社を立ち上げる1年ほど前から、SNSにまみ容疑者が登場するようになる。 別の知人が見せてくれた真稀さんのものと思われるSNSのストーリーのアーカイブには、現在に至るまでの2人の写真が複数、投稿されている。 2023年1月1日には、まみ容疑者の自撮りとともに、 〈お正月太り いっぱい食べていっぱいおでかけしたね 2023年もよろしくねただあいちてる〉(原文ママ) など"のろける"投稿があり、翌日には熱海旅行へ行く姿も確認できる。さらに同年3月にも、「八景島シーパラダイス」でのデート写真を投稿し、「#毎日仲良し」「#毎日がhappy」などのハッシュタグを添えていた。 そして2024年3月5日には、冒頭の文言とともに長男の誕生を報告。初の子宝に恵まれたことを喜んだ。 事件の顛末からは想像できないが、SNSを見るかぎり2人は「幸せな夫婦」だった。いったいどこで、不和が生じてしまったのか。
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「事件当日、まみ容疑者は義理の両親に『生活の足しにしてほしい』という思いで現金2万円を渡していた。よかれと思っての行動を夫に責められたことに加え、日々の不満も重なり、衝動的に包丁で刺してしまった可能性が高い」(前出・キー局社会部記者) 取材班は事件後、真稀さんの実家とみられる場所を訪れた。黒川夫妻が住んでいたアパートからほど近い場所にあり、もともとは真稀さんの会社の法人登記上で「本店」とされていた場所だった。実際、この一軒家の郵便ポストには真稀さんの会社の名前が記されたシールが貼ってあった。 インターフォンを鳴らすと、初めに真稀さんの母親と思しき女性が応対した。しかしすぐに扉は閉まり、数分間、玄関先で待っていると、真稀さんの妹とみられる女性が現れた。今回の事件の目撃者とされる人物だ。 「お悔やみを申し上げます」と伝え記者が名刺を渡すと、女性は丁寧に受け取ってくれた。その後、深刻そうな表情で頷きながら記者の質問に耳を傾けていたが、最後に「今は言えることがありません……。ごめんなさい」とだけ小さく漏らし、家の中へ戻っていった。 "夫婦喧嘩"を端に発した悲惨な事件。子どもたちとともに残されたまみ容疑者はいま、なにを思っているのだろうか──。 (後編了。前編から読む) 「NEWSポストセブン」では、情報・タレコミを募集しています。情報提供フォームまたは、下記の「公式X」のDMまで情報をお寄せください。 ・情報提供フォーム:https://www.news-postseven.com/information XのDMは@news_postsevenまでお送りください!