【更新中】沖縄尚学、7回に先制 阿波根が均衡破る適時打 金足農との初戦
沖縄尚学の先発・末吉良丞=6日、兵庫県の阪神甲子園球場(大城直也撮影)
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琉球新報社
第107回全国高校野球選手権大会は大会2日目の6日、午後4時15分開始予定の第3試合で沖縄尚学が金足農業(秋田)と対戦。沖尚はエースの末吉良丞、金足農は背番号10の斎藤遼夢が先発した。
試合は息詰まる投手戦に。末吉は6回までに12奪三振、被安打1と好投を続けた。沖尚の打線は金足農の継投策を前に6回まで無安打に抑えられたが、7回に金足農のエース吉田大輝を攻め、3番比嘉大登、5番眞喜志拓斗の安打で二死一、三塁に。6番阿波根裕の左前打で先制し、これが決勝点となった。
末吉は8回に初めて走者を3塁まで進められたが、後続を断ち、14奪三振で完封勝利を収めた。
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金足農業
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沖縄尚学
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【金足農業】1・遊 武藤一斗(2年)2・一 高橋海生(2年)3・左 薮田龍人(3年)4・二 佐藤晃真(3年)5・三 腰丸楓雅(3年)6・右 畠山知香人(3年)7・中 高橋孝士朗(2年)8・投 斎藤遼夢(2年)9・捕 芹田礼(2年)
■投手 斎藤遼夢―佐藤凌玖―吉田大輝
【沖縄尚学】1・中 宮城泰成(3年)2・一 新垣瑞稀(3年)3・二 比嘉大登(3年)4・三 安谷屋春空(3年)5・遊 真喜志拓斗(3年)6・左 阿波根裕(3年)7・捕 宜野座恵夢(3年)8・右 伊波槙人(3年)
9・投 末吉良丞(2年)
■投手 末吉良丞
最速150キロの2年生エース左腕、末吉は沖縄大会で4試合に登板。29回を投げ1失点、40奪三振、防御率は0・31と抜群の安定感を見せた。
末吉は春の選抜大会では初戦の青森山田を相手に3失点に抑え、完投勝利を挙げた。2回戦は優勝した横浜(神奈川)と対戦。2番手で7回を投げて5失点(自責点4)し、チームは7ー8で惜敗した。