柳町達の2ランで「雰囲気が変わった」 小久保監督が絶賛…連覇に王手「あと1勝」

徹底した独自取材、データ分析選手の本音や核心に迫る「鷹フル」

 ソフトバンクは26日、楽天戦(楽天モバイルパーク)に4-3で勝利し、優勝へのマジックを「1」とした。先発の上沢直之投手は2回までに3点を失うものの、その後は立ち直りを見せて7回3失点と好投。キャリアハイに並ぶ12勝目をマークした。

 打線は6回に柳町達外野手の5号2ランで1点差に迫ると、7回には近藤健介外野手と栗原陵矢内野手に適時打が生まれ、逆転に成功。最後は杉山一樹投手が締め、リーグトップタイに並ぶ29セーブ目を挙げた。試合後に取材対応した小久保裕紀監督の主なコメントは以下の通り。

――追いかける展開が続いた。 「4回1死二、三塁のところをしのいでね。あそこで取られていたら一方的になるところだった。(柳町)達の一発で雰囲気が変わったね」

――柳町選手は自己最多の5号。 「5号で最多? もっと上を目指さな。外野手なんだから」

――栗原選手は勝負強さが光った。 「イケイケで初球からいきましたね。ずっと休んでいたから『しっかりやってくれ』と言っていて、しっかりやってくれています」

――上沢投手も粘った。 「逆転してもらって、もう点はやらんっていうピッチングだった。8回は松本(裕樹)でいくだろうと、振り絞っていましたね」

――日本ハムが勝ってM1。自力で決めにいく。 「もちろん。あと1勝です」

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

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