「ホットハッチの灯が消える…」まだ在庫はある? スズキ「スイフトスポーツ」まもなく販売終了 特別仕様「ZC33Sファイナルエディション」に集まる注目と惜別の声

 2024年12月、スズキは「スイフトスポーツ」に特別仕様車「ZC33S ファイナルエディション」を設定し、2025年3月から11月までの期間限定で生産すると発表しました。

スイフトスポーツとして初めて「フロンティアブルーパールメタリック×ブラック」のボディカラーを設定

 また、現行型スイフトスポーツが2025年2月をもって生産終了となることも合わせて発表されています。

 スイフトスポーツは、スズキのハッチバック「スイフト」をベースに、走りに特化した派生モデルとして2003年に誕生しました。

 歴代を通じて「コンパクトなボディに専用チューニングを施したスポーツモデル」という立ち位置を守り続け、手頃な価格でスポーティーな走りを楽しめる貴重な存在として人気を集めてきました。

 現行の4代目は2017年に登場し、新プラットフォーム「ハーテクト」を採用。軽量化と高剛性化を両立させたことで、キビキビとした走りを実現しています。

 そして、パワートレインには1.4リッター直噴ターボエンジンを搭載し、最高出力140ps、最大トルク230Nmを発揮。

 軽量ボディと組み合わされることで、高速道路やワインディングでの安定感ある走りに加え、日常の扱いやすさも兼ね備えてきました。

 さらに、エクステリアは、前方に張り出したノーズや専用バンパー&グリルにより、コンパクトなボディながらも存在感のあるデザインを実現。

 リアにはデュアルエキゾーストパイプを備え、スポーティさを一層強調しています。

 また、インテリアにおいても、専用形状のフロントシートがしっかりと体を支え、本革巻きステアリングホイールやステンレス製ペダルプレートなど、走る楽しさを感じさせる装備が随所に盛り込まれています。

 そして、2025年3月に登場した「ZC33S ファイナルエディション」は、そうした通常仕様をベースに、内外装を特別に仕立て直したモデルです。

 外観では「グロスブラック」で仕上げられた専用フロントグリルやフォグランプベゼル、さらに専用の17インチアルミホイールが採用され、そこに映えるレッドブレーキキャリパーによって、特別感が高められています。

 また、レッドとブラックの専用エンブレムやCピラーの専用デカールも加わりました。

 なお、ボディカラーには「フロンティアブルーパールメタリック」をはじめ、「バーニングレッドパールメタリック」「プレミアムシルバーメタリック」「ピュアホワイトパール」のブラックルーフ2トーン、そして定番の「チャンピオンイエロー4」が設定されているようです。

 とくに「フロンティアブルーパールメタリック」は現行スイフトで新開発された鮮やかなブルーで、通常のスイフトスポーツには設定のない専用色となっています。

 また、インテリアデザインの最大の特徴は、青から紫、黄色へと移ろう鮮やかな「ヒートグラデーション」オーナメントが、インパネやコンソール、ドアアームレストに施されている点です。

 さらに、赤いステッチがあしらわれた専用ステアリングガーニッシュも装備され、スポーティでありながら特別感を強調する仕様になっています。

 特別仕様車「ZC33S ファイナルエディション」の消費税込みの車両価格は、6速MT車が232万9800円、6速AT車が240万1300円です。

Next

生産終了に寄せられる惜別の声と、ファイナルモデルを巡るSNSでの反響

Gallery

【画像】「えっ!…」ついに生産終了! これが4代目スズキ「スイフトスポーツ」の最後を飾る「ZC33Sファイナルエディション」です(23枚)

今しか買えない! 少量限定のプレミアムタイヤとは

浅草の職人魂から生まれた「KIWAME TOKYO ASAKUSA」 どんな腕時計?

page

タイヤの選び方が変わるーーデザインによる世界観の表現と性能とを両立したブリヂストン REGNO「GR-XIII B Edition」で“大人のドレスアップ”【PR】

関連記事: