阪神 平田2軍監督が苦言「監督の目に留まったような選手いるか?」藤川監督が視察 若手に奮起を促す
「ウエスタン、阪神2-5広島」(24日、日鉄鋼板SGLスタジアム)
阪神は先発の西勇が5回7安打2失点。今季最多の97球で尻上がりの投球となった。2番手には石井が出場登録抹消後、初登板で1回無失点、2奪三振と満点快投。7日の広島戦以来の登板となったが、最速152キロも記録するなど万全な状態をアピールした。
打線は高寺と中川が2軍戦に参加。ともにフル出場したが無安打に終わった。福島は3試合連続の2安打に6試合連続安打、さらに33盗塁目も成功。楠本は七回に川崎の代打で出場し、2打数2安打と存在感を示した。
平田2軍監督の一問一答は以下の通り。
-先発の西勇は初回は苦しんだが、以降はしっかり抑えた。
「初回はね、こちらの味方のミス、内容のミスで2点取られたっていうとこだけど。ちょっと変化球がな。初回高かったけど、修正してまとめたよね」
-2番手の石井は抹消後、初めての登板。
「石井はもう言うことないよ。もう見ての通りよ。全く心配ないというか、もう監督も安心して帰ったんじゃないかな」
-1軍帯同中の高寺、中川もスタメン出場。
「うん。明日も来るし、今日はゲームね。1軍の方がなかったんで、高寺とか中川とか、こういう、やっぱりゲームに出て、いろんなゲーム感というか、打席に立って、そういうゲーム感を養うっていうので、やっぱり来てるんでね。プラス、やっぱり自分たちのレベルアップにつながるように来てるんで、明日もたくさん来るんじゃないかな?こういう、ちょうど1軍がゲームがない時に、ファームのゲームがあるんでね、これはもう一番いいよな」
-藤川監督が視察に訪れて、若手にもいい刺激になった。
「やっぱ見られてるっちゅうことはね、アピール、当然ね。監督の目に留まるようなアピールをしたいっていうのは当然あるだろうし。そういうところだと思うけど、物足りないなと思って帰ったんちゃう?物足りないでしょ。監督の目に留まったような選手いるか?石井だけでしょ?今日の収穫は、そういうことやん。石井と楠本だけやんか。監督が印象に残ったのは。今日は石井がピシッと行ってくれたなってだけ。あとは物足りないっていう印象じゃないかな」
-藤川監督と直接話は。
「行った時にあいさつと、1軍で出たらいろんなことを要求されるので、作戦面と、これは言えないけど。いろんなことをやるというかね、その選手選手によっての1軍でやるようなことを、当然それは今でもやってるんでね。まあそういうことですよ」
-明日の先発は。
「伊藤稜だよ」