「中道改革連合」の新リーダーになってほしい議員ランキング!3位・長妻昭氏、2位・蓮舫氏を抑えた第1位は?
(写真:時事通信)
2月8日投開票の衆院選で、自民党が単独で3分の2を上回る316議席獲得という歴史的大勝を収めた一方、惨敗を喫したのが、野党第一党の中道改革連合だ。「中道勢力を政治のど真ん中に置く」として1月16日に立憲民主党・公明党が電撃結成した新党だが、結果的に公示前から100議席以上を減らし、野党第一党としては戦後最小規模の49議席にとどまった。
9日の役員会議で、野田佳彦共同代表(68)と斉藤鉄夫共同代表(74)が辞任する意向を表明し、13日に代表選が行われることが予定されている。そこで本誌は、アンケートツール「Freeasy」にて、全国の18歳以上の男女を対象に「中道の新リーダーになってほしい議員」について調査した。
なお、中道・泉健太衆院議員(51)は11日のXで代表選の立候補資格について「衆院議員に限られる」と明言しているが、アンケ—トはあくまでも「なってほしい議員」として、今後、中道への合流の可能性も浮上している立憲・公明の参院議員を含めて候補対象としている。
第3位は、元立憲民主党の長妻昭衆院議員(65)。衆院選では東京27区から立候補するも自民党新人に約4000票差で敗れ、比例東京ブロックで復活当選を果たした。民主党時代に厚生労働大臣を歴任し、立憲民主党でも代表代行、政調会長といった要職を務めてきた。
長妻氏の議員キャリアは’00年の初当選から始まったが、その名が広く知れ渡ったのが’07年、年金保険料の支払い記録のうち、誰が支払ったかが不明な年金が5000万件あることが発覚した「消えた年金」問題だ。当時、長妻氏は国会で問題を徹底追及し、年金問題が争点となった同年の参院選では自民党が大敗。
こうした経緯もあり「ミスター年金」の異名を取る長妻氏だが、厚労大臣としての経験を含め、やはり年金関連に期待する人が多いようだ。
《消えた年金問題の時の追及や国民に対してわかりやすく説明する姿勢が良かったから》(70代男性) 《年金制度の改革(現役が高齢者を支える制度が限界)は必須。Mr.年金のイメージを生かし、理屈先行の党から建設派に変えていくことで国民の支持を得る》(70代男性) 《厚労省大臣も務めた、論理化及び常識を兼ね備えた人。危機対応に対応できると思う》(80代男性)
《消えた年金の活躍が素晴らしかったから》(60代女性)
第2位は立憲民主党の蓮舫参院議員(58)だ。報道キャスターなどを経て’04年に民主党から立候補した参院選で初当選し、民主党政権時代は内閣府特命担当大臣などを歴任した。
’09年の民主党時代、自民党時代の予算の“ムダ”を洗い出す目的で、内閣府設置の行政刷新会議の元で行った「事業仕分け」における“仕分け人”を担当。スーパーコンピューター「京」の開発意義をめぐって、“世界一を取る”と発言した担当者に対し、蓮舫氏が「2位じゃダメなんですか?」と言い放った場面は、当時大きな議論を巻き起こした。
自民党が下野した後は、’16年の民進党代表選で、現日本維新の会の前原誠司衆院議員(63)、現国民民主党代表の玉木雄一郎氏(56)を下し、民進党(民主党)として初の女性党首に選出。アンケートでは、高市早苗首相(64)が誕生した今、毅然とした発言や女性としてのリーダーシップに期待する声が多く上がった。
《自民党の総裁が女性になって情勢ががらりと変わったから、中道でも同様の対抗馬を立てたらどうかと思いました》(70代男性) 《確固たる信念があり、女性同士の対決で日本が盛り上がりそう》(60代男性)、《何といっても民主の顔です。 リーダシップが信頼できる》(70代男性)
《発言力があって行動力がある感じがするので》(50代男性)
そんな2人を抑えて1位に選ばれたのは、元立憲民主党の泉健太衆院議員。今回の衆院選では、立憲出身者として小選挙区を制した数少ない候補者のうちの一人だ。
先述した二人のように閣僚経験こそないが、当選10回のキャリアに加え、’21〜’24年にかけて立憲の代表を務めた実績がある。ただ、任期満了をもって迎えた’24年の代表選では、代表時代の党内人事をめぐって生まれた“重鎮”の小沢一郎氏(83)との溝もあり、代表の座を野田氏に明け渡していた。
なお、’21年の代表選立候補は、前代表(当時)の枝野幸男氏(61)が衆院選で敗北した責任を取って辞任したことがきっかけだった。そのため、アンケートでは今後の中道立て直しの期待として、以下のような声が上がった。
《中道改革連合で推す声もあると聞くし、また年齢も51歳と現在の布陣より若く、期待が持てそうに思える》(60代男性) 《小選挙区で勝ち残った議員で、年齢的にも良い 以前党首の実績もあり一定の賛同を得られると思う》(60代男性)
《前に代表をしている経験者なので》(50代男性)
しかし、泉氏は2月11日昼、Xで《この「中道」代表選、私泉健太は出馬いたしません。強い覚悟を持ち、チャレンジの時が満ちた候補を選び、皆と支えます》と表明。《私は立憲代表選で再選されなかった人物。自らの不足に向き合い、もっと器をつくらねばなりません》と今後に向けた取り組みについて綴った。
なお、11日時点では、衆院選小選挙区で当選した階猛氏(59)、小川淳也氏(54)が代表選に立候補する意向であることが報じられている。もはや“ボロボロ”状態の中道を立て直すことはできるか。