《“辞めてほしい”女性議員ランキング》三原じゅん子氏らを抑えた“ダントツ” 1位は「いまだに芸能人気取り」
高市早苗首相による“私でいいのか解散”からおよそ半月。今号が発売されるころには、衆議院選挙の結果もすでに出ているだろう。週刊女性では、1月27日の公示直後のタイミングで「今すぐ辞めてほしい女性国会議員」をテーマに全国の30代〜60代の女性にアンケートを実施。 【結果一覧】女性国会議員「やめてほしい」ランキングをイッキ見! 重要なのはこれが選挙結果を踏まえたものではなく、解散直後の“答えのない時期”に一般女性が下した率直な評価という点。選挙の勝敗だけでは測れない、国民の生の声をお届けする。
5位にランクインしたのは、れいわ新選組の大石あきこ共同代表。選挙公示以来、党首討論会、街頭演説で厳しく与党を追及。存在感を発揮し、一気に注目が集まっている。 「議論というよりもへりくつばかり。発言が不愉快」(北海道・専業主婦・57歳) など、ストレートな物言いに批判が集まった。 「特に、日本記者クラブ主催の党首討論会での様子はいただけなかったですね。1分間というルールが設けられたなか、1人だけ大幅に時間をオーバーして熱弁を振るってしまった。あれでは主張の中身よりも、暴走ぶりだけが国民の印象に残ってしまいます」 と話すのは、ジャーナリストの大谷昭宏さん。 大石議員は元大阪府職員。橋下徹氏が大阪府知事に初当選した2008年、初めての朝礼で「勤務時間中の職員のたばこ休憩や私語は(給与を)減額する」と発言したことに対し猛抗議。その一部始終はテレビニュースでも放送され、権力にひるまず物申す姿勢から“大阪のジャンヌ・ダルク”だと、一躍時の人となった。 「せっかくいいことを言っても、別のことで注目されてしまってはもったいない。今後は十分に注意すべきです」(大谷さん)
4位は自民党の生稲晃子参議院議員。「辞めてほしいランキング」ではすっかり常連だ。 「何も結果を出していない。議員報酬に見合った活動をしているのか疑問」(大阪府・パート・56歳) など厳しい声が。 「多くのタレント議員のなかでも、もっとも低レベルな議員のひとり。がん患者だったことを選挙でアピールするなら、同じ立場で苦しむ国民に寄り添う活動ができるはず。政治家として何がしたいのかまったくわかりません」(大谷さん) 第2次石破内閣では外務大臣政務官に大抜擢され、国民からも疑問の声が上がった。 「石破さんの外交オンチがこういうところにも表れている。わかりやすい悪例でした」(大谷さん)
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2位は、'24年の都知事選落選を経て、昨年国政に返り咲いた蓮舫参議院議員。 「声高に“反対”を叫ぶばかりで建設的な話し合いをしない」(大阪府・自営業・42歳) 「事業仕分けの“2位じゃダメなんですか”発言で嫌いになった」(埼玉県・パート・44歳) と、17年前の失言もいまだに尾を引いているよう。 「蓮舫さんや大石あきこさん、辻元清美さんなどはこういったアンケートで必ず名前が出る一方、好きな女性議員のランキングでも毎回上位に入ります。毀誉褒貶ありますが、前に出て仕事をしていることの表れでもあるんです」(大谷さん) 野党第1党として、存在感を発揮しきれなかった立憲民主党へのいら立ちもランキングの結果に反映されているようだ。 「'09年の民主党政権が、非常にお粗末な結果となってしまった。それがいまだに響いて、なかなか国民の支持をつかみきれない。期待があるぶん失望も大きいのでしょう」(大谷さん)
断トツの1位は、自民党の今井絵理子参議院議員。現在は政務調査会、参議院政策審議会において副会長を務める。 「いまだに芸能人気取り」(愛知県・会社員・60歳) 「男性関係のことでしか話題にのぼらない」(東京都・専業主婦・42歳) と、容赦のない意見が並ぶ。 「パリ研修での行動を見ても、批判に値する議員であることは間違いない。ただ、聴覚障がい者支援に熱心であることは事実。共産党の議員からも支持されているほどです」(大谷さん) 先天性難聴を患う息子の母親でもある今井議員。国会中継での手話導入や、新生児への聴覚検査の拡充を推進。難聴対策推進議員連盟の役員としても活動している。 「女性議員のスキャンダルばかりが目立つのは、自民党の執行部のせいでもある。どの議員がどんな活動をしているのかまったくアピールせず、皆が自分のことばかり。高市さんも女性の活躍を推進したいなら、まず自分の党の女性議員を大事にすべきです」(大谷さん) 高市政権の高い支持率を支えるのは10代〜20代の若い世代。だが、50代以上のミドル・シニア層はいささか冷ややかだ。 「戦後の日本が歩んだ道を実際に見てきた世代が、極右的な高市政権に警戒感を抱くのは自然なこと。中身は“安倍元首相”そのものである高市さんは、この国をどこに引っ張っていこうとしているのでしょうか」(大谷さん) 女性の進出を阻む見えない障壁、いわゆる“ガラスの天井”を破ったとされる高市首相。しかし、女性の権利に関わる夫婦別姓の導入や、ジェンダー平等につながる同性婚には否定的で、入閣した女性議員はわずか2人。 男性社会に要領よく順応し、一緒になって権力の一翼を担っているだけにも見える。初の女性総理が、女性たちの声なき声に心から耳を傾ける日は来るのだろうか。