Ryzen AI Max搭載ミニPC「MINISFORUM MS-S1 MAX」全貌公開。今回も機能てんこ盛り!

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 CPUにRyzen AI Max+ 395を搭載したMINISFORUMのミニPC「MS-S1 MAX」が日本の製品情報ページに登場し、近く販売開始される。同時にその全貌が明らかとなった。現在、メールアドレスの登録で発売当日に2万8,000円オフになるクーポンを配布中。

 MS-S1 MAXは同社が5月に発売を予告していたRyzen AI Max+ 395搭載のミニPC。発表当初、電源内蔵で容積が3.2L、2Uラックマウントが可能でクラスタが構築可能といった特徴が明かされていたが、外観を含めて詳細仕様が伏せられたままだった。今回製品ページの公開で、価格以外すべての仕様が判明した。

 まずはCPUだが、16コア/32スレッドのCPUとRadeon 8060S GPUを内包した最上位のRyzen AI Max+ 395を搭載。メモリは最大128GBのLPDDR5x-8000を採用する。連続定格電力は130W、ピーク電力は160Wに達する。

6本のヒートパイプなどを使用した冷却機構

 この高い電力を支えるため、放熱機構には相変化素材による熱伝導、6本のヒートパイプ、デュアルファン構成を採用。これによりアイドル時の動作音を40dB以下に抑えることができるとしている。また、320Wの電源ユニットを内蔵し、安定した電力供給を実現した。なお、以下の4種類の動作モードを備えている。

モード Fast PPT Slow PPT TDP ファン速度 ノイズ(50cm) パフォーマンス 160W 150W 130W 最大95% 37~48dB バランス 130W 110W 95W 最大76% 35~42dB 静音 110W 80W 60W 最大76% 32~41.6dB ラック 140W 120W 100W 最大100%ファン制御なし

 豊富なインターフェイスも特徴で、2基のM.2スロットを備えるほか、PCIe 4.0 x16(x4レーン接続)スロットを内蔵。また、前面にUSB 4 2基(DisplayPort Alt Mode、USB PD 15W出力対応)、USB 3.2 Gen 2 2基、音声入出力、背面にはUSB4 2.0(DisplayPort Alt Mode、USB PD 15W出力対応)、USB 3.2 Gen 2、USB 2.0、10Gigabit Ethernet、HDMI 2.1出力などを備える。

PCIeスロットを内蔵する

 筐体は金属製で、ネジ2本外すだけで内部にアクセス可能な構造を採用。またAIノイズキャンセリングマイクも内蔵し、3m以内/360度の音声コマンド入力をサポート。制御用ピンヘッダを内蔵し、クラスタ制御も可能だとしている。なお、5月の時点では2Uとされていたが、最新の製品情報では1Uサーバーラックに水平設置できるとされている。

 このほか、Wi-Fi 7やBluetooth 5.4をサポート。本体サイズは222×206×77mm、重量は2.8kg。

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