元“差し押さえ”担当公務員のコスプレイヤー・すずら「実家に戻ってくんな」と言われる覚悟で挑んだグラビアデビュー(エンタメNEXT)
元“差し押さえ”担当の公務員という異色の経歴を持つ人気コスプレイヤー・すずら。SNSフォロワー70万人を超え、愛らしい笑顔で注目を集める彼女が、グラビア界に本格進出した。その一歩の裏には、「実家に戻ってくんな」と言われる覚悟と、家族への深い想いがあったという。そんな彼女にコスプレイヤーへと転身した背景や、グラビア挑戦への覚悟を訊いてみた。(前編後編の前編) 【写真】グラビアに挑戦したコスプレイヤー・すずらの撮り下ろしカット【7点】 ――グラビア掲載、おめでとうございます。雑誌が発売されて、実感は湧きましたか? すずら ありがとうございます!自分でコンビニに行って、「ああ、いる!」って思ったらやっと湧きました。(笑)。発売日の日付が変わった瞬間からファンの方のツイートがすっごい流れてきて本当に嬉しかったです。 ――ご家族からの反響はいかがでしたか? すずら さっき、父から「買ったよ」ってLINEが来たんです。実は、グラビアをやるうえで一番の懸念点が、両親にどう報告しようかっていうことだったんです。絶対に反対されると思っていたのでホッとしました。 ――反対される覚悟はあったんですね。 すずら もしかしたら、「もう実家に戻ってくんな」って言われるかもしれないくらいの覚悟でいました。でも私の心はもう「グラビアをやる」って決まっていたので、事後報告で伝えたんです。発売された後、両親が買ってくれて「頑張ったね」って。全く反対されなかったことに、一番驚いています。 ――お父様とは、どのようなやり取りを? すずら 家族のグループLINEで「恥ずかしいから見ないで」と送ったら「もう見た」と。「親が見るものではないかも」という姉に続いて、父は「会社に配ろうかと思ったのに」と冗談を言ってきました(笑)。そのやり取りに、すごく温かい気持ちになりましたし、かなり肩の荷がおりました。内心ずっとドキドキしていたので、本当に良かったです。 ――ご家族の反応が一番の懸念点だったとのことですが、ファンの方の反応はどうでしたか? すずら ファンの方にも正直、もっと反対されてるのでは、と覚悟していました。でもSNSを見ていると、本当にみんな応援してくれていて。もちろん、複雑な気持ちがある方もいると思うのですが、応援の声が多くて嬉しい限りです。 ――これまではキャラクターになりきるコスプレが中心でした。素の自分を見せるグラビアには、やはり不安がありましたか? すずら 素の自分を出していくことに、すごく不安はありました。今まではずっとコスプレという鎧をまとって表に出ていたので。その不安は未だにありますよ。