もう指の恋人みたいなもの。今年わたしたちが買ったキーボード
PCユーザーがいちばん触るガジェットだから。
2025年は、ギズモードのなかでひときわキーボード熱が高い1年でした。各社からさまざまなコンセプトの新作が搭乗しましたし、自作キーボードにも手を出しました。
あらためて今年をふりかえり、ギズモードのスタッフが個人的に買って良かったキーボードをご紹介します。
dotpad20
Photo: amito2人組のデザインユニット「dotting dots」が手掛けるテンキーの自作キーボードキット。
プレート3枚のサンドイッチ構造で自作キーボードとしてはオーソドックスな設計。にもかかわらずデザインの力で「まったく自作キーボードに見えない」仕上がりに惚れました。
上部のフィラメントLEDは6色から好みの色に変更可能。横向きに配置してマクロパッドとして使うための交換パーツも別売りされています。一部データも公開されているので、3Dプリンタがあれば好きなカラーで印刷してカスタムできます。
自作キーボードと聞くと安っぽいイメージを持たれがちですが、最近は各方面のプロが参戦していてクオリティが爆上がり中。イベントなどで見かけたらぜひ手に取ってみてください。
(動画ユニット あみとう)
NuPhy Kick75
Photo: 中橋勇進ルックスの可愛さに一目惚れして買いました。
ロープロファイルのキーボードで、今年購入したトラックボール「SlimBlade Pro EQ」ともデザインがマッチしていてテンション上がります。
左右分割されていないので、ちょっと肩が痛くなるような気もしていますがデザインで許せちゃう。
(動画ユニット 中橋勇進)
Naya Create
Photo: Taro Kanamoto2023年にギズで紹介していたNaya Create。その先進的なコンセプトにおもわずクラウドファンディングをキックしてからおよそ2年の歳月が過ぎ...このたびようやく手元に届きました。長かった。
今となっては左右分割&完全ワイヤレスというキーボードはいくつかありますが、Nayaのモジュール機構、折れ曲げ式のテンティング構造はいまだフォロワーの見当たらない孤高のプロダクト。
初めての分割キーボードですが、これから習熟して快適なタイピングライフを送るのが楽しみな1台です。
(編集部 金本太郎)