「乱立」の練馬区は立憲リード 都議選情勢・毎日新聞調査/下

毎日新聞 2025/6/18 11:30(最終更新 6/18 11:30) 有料記事 2491文字
東京都庁舎(中央)と都議会議事堂(右上)=東京都新宿区で2025年6月4日午後1時58分、本社ヘリから

 22日投開票の東京都議選について、毎日新聞は14、15日、都内の有権者を対象にインターネット調査を実施し、取材内容を加味して情勢を探った。

 定数127に対し、自民党は公認候補だけで21議席、当選後の会派入りが確実な自民系無所属も含むと24議席を得られる見込みがあり、過去最低となった2017年選の23議席を上回る公算が大きい。最大で計40議席を超える可能性もあり、第1会派維持をうかがう。

 ただ全体の6割以上、無党派層に限れば8割以上が投票態度を明らかにしておらず、情勢は変わる可能性がある。

 全42選挙区に関する情勢調査の結果は3回に分けて公開します。 上 千代田区など 中 大田区など 下 練馬区など

 各選挙区の立候補者一覧

北区(定数3)

 北区は駒崎氏が優位な戦いを進める。小池百合子都知事が特別顧問を務める地域政党「都民ファーストの会」だけでなく自民、立憲民主、国民民主などの各党支持層や無党派層にも浸透している。昨年の都議補選で次点となった戸枝氏、公明党支持層をほぼ固めた大松氏、共産党支持層に加えて立憲支持層の取り込みを図る清野氏が続く。

荒川区(定数2)

 慶野氏が先…

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