一時J1自動昇格圏も現在8位…大宮が長澤徹監督の解任&新指揮官を発表「クラブをさらに発展させてくれると確信」

大宮が監督交代を発表

 RB大宮アルディージャは24日、長澤徹監督(57)の解任を決定したと発表した。新指揮官に宮沢悠生氏(40)が就任することも併せて報告している。  長澤監督は大宮がJ3に降格した2024年から指揮。シーズンを通して安定した戦いを見せ、J3優勝による1年でのJ2復帰を果たした。今季は一時J1自動昇格圏内に位置していたが、現在は3連敗中で8位となっている。  代表取締役社長の原博実氏はクラブ公式サイトを通じ、「2023年のJ3降格後の難しい時期に監督を引き受けてくれたことを本当に感謝しています。彼のリーダーシップと献身的な取り組みは、2024年のJ2昇格と今シーズンのこれまでの発展に重要な役割を果たしてくれました」とコメント。「今後の長澤氏の活躍を祈っています」とメッセージを送った。  新たにチームを率いる宮沢氏は、ザルツブルク(オーストリア1部)の育成年代や同クラブのセカンドチームにあたるFCリーフェリングで指導を経験。原氏は「我々の密接な関係を通じて、ヨーロッパでの指導経験がある宮沢氏をRB大宮アルディージャに連れてくることができました。同氏の経験とリーダーシップが、このクラブをさらに発展させてくれることを確信しています」と期待を込め、「同氏の指導のもと、J1昇格に向けて、全力で戦い続けていきます」と表明した。 以下、宮沢悠生氏のクラブ発表プロフィール ●宮沢悠生 (みやざわ・ゆうき) ■生年月日 1985年8月28日(40歳) ■出身地 京都府 ■経歴、指導歴など ・レッドブル・ザルツブルク U15 アシスタントコーチ ・レッドブル・ザルツブルク U16 アシスタントコーチ ・レッドブル・ザルツブルク U18 監督/アシスタントコーチ ・FCリーフェリング(オーストリア)※ アシスタントコーチ ※FCリーフェリングはレッドブル・ザルツブルクのセカンドチーム ■資格 ・日本サッカー協会公認S級ライセンス ●2025シーズンJリーグ特集▶話題沸騰!『ヤーレンズの一生ボケても怒られないサッカーの話』好評配信中

関連記事: