【●虎将トーク】阪神・藤川監督、2ラン被弾の伊原「かわそうとしても、かわせる時期じゃない」「次は強さを身につけること」
(セ・リーグ、阪神1ー4DeNA、24回戦、阪神14勝8敗2分、20日、甲子園)阪神の連勝が「4」でストップ。高橋遥人投手(29)が四、五回といずれも2死からの適時打で2点を献上。七回に先発のD1位右腕・竹田祐投手(26)=三菱重工West=から大山悠輔内野手(30)の11号本塁打で1点差に迫ったものの、直後の八回に4番手の伊原陵人投手(25)がタイラー・オースティン内野手(34)に2ランを浴びた。高橋は8試合目の登板で初黒星(3勝)。03、05年の球団最多87勝まで、残り7戦4勝。藤川球児監督(45)の主な一問一答は以下の通り(成績=83勝50敗3分、観衆=4万2615人)。
ーーDeNA・竹田の出来は素晴らしかった
「まあ、そうでしょうね」
ーー球筋を見られたことなどは今後に向けてプラスになる
「まあ、今後を見て、ですね」
ーー高橋は五回途中、92球で交代させたが、球数か
「まあ、中6日ですから。プラン通りと言いますか、そんな感じですね」
ーー次に向けて
「来年以降もありますから。プラン通りにやってくれていますから」
ーー工藤も与えられた役割を果たした(高橋降板後の五回2死一塁で登板し、桑原を中飛)
「まあ、あの辺りはまだまだ、甲子園に、ファンに育ててもらわないといけない投手たちですからね」
ーー序盤からのスクイズ(二回1死一、三塁で梅野が敢行するもファウル)やエンドランがあったが、ポストシーズンを見据えてか
「はい、どうでしょうね」
(続けて)
「まあ、そうですね。それも、もちろんですけど、伊原もそうだし、椎葉もそうだけど、あの辺りは、工藤もそうですけど、とにかく球場というか、まだまだファンの方に育ててもらう選手ですから、いい勉強と言いますかね。これはもう、そういうところに差し掛かってきますから。伊原も、かわそうとしても、かわせる時期じゃないし、やっぱりその辺りは勉強で、かわす技より強さを、来年に向けて今勉強している、と。そこに尽きると思いますけどね。それは新人だから通りかかっていることだし、うまさというものは、時期はもう過ぎているので、次は強さを身につけることが、これからは必要になる。バッターたちもそうだけど。明日から東京かな。しっかりと、最後に2試合、東京で良い試合をして、横浜でも良い報告をして、そういったゲームになりますね」