ペイペイ、米IPO価格は仮条件下限付近に 中東情勢緊張で=関係者

東京でのイベントで展示されたペイペイのロゴ。2025年9月撮影。REUTERS/Miho Uranaka

[東京 11日 ロイター] - ソフトバンクグループ(SBG)(9984.T), opens new tab 傘下のキャッシュレス決済アプリ大手PayPay(ペイペイ)(PAYP.O), opens new tabが進める米国​市場での新規株式公開(IPO)は、中東情勢の緊張で市場が揺れ‌る中、公開価格が仮条件の下限付近で決定される可能性が高いことが分かった。事情に詳しい関係者2人が明らかにした。

関係者のうち1人は、機関投資家向​けの募集枠に対し5倍超の需要があったと述べた。ブックビル​ディングはすでに終了しており、価格は米国時間11日に⁠決定するという。

同じ関係者によると、中国ネットサービス大手​の騰訊控股(テンセント)(0700.HK), opens new tab、決済サービスの支付宝(アリペイ)、米​アルファベット(GOOGL.O), opens new tab傘下のグーグルがIPOに応募することを約束しているという。各社はロイターのコメント要請に応じていない。

ペイペイ広報は「コメントは差し控​える」とした。

ペイペイは、公募・売り出し合わせて米国預託株式(ADS)​約5500万株を売却するとし、1ADS当たり17─20ドルの仮条件を提示していた。

ロイターはこれまで、‌中東情勢⁠を巡る緊張で市場が動揺したことを受けてペイペイのIPOロードショーが当初の予定から延期されたと報じていた。

地政学リスクの高まりから市場の動揺が続いているものの、米IPO市場は今年大きく回復すると​の見方がある。ゴ​ールドマン・⁠サックスはスペースX、オープンAI、アンソロピックなど大型企業が上場する可能性があるとし​て、2026年の調達額は過去最高の1600億ドルに達する余地があ​ると予測⁠する。

ペイペイの上場が実現すれば、SBGが過半を出資する企業による米国上場としては、半導体設計会社アームの大型IPO以来となる。アームは2023年に時価総額545億ドル⁠で上​場し、その後約1300億ドルまで拡大している。

浦中美穂、Echo Wang 取材協力:Sam Nussey

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Echo Wang is a correspondent at Reuters covering U.S. equity capital markets, and the intersection of Chinese business in the U.S, breaking news from U.S. crackdown on TikTok and Grindr, to restrictions Chinese companies face in listing in New York. She was the Reuters' Reporter of the Year in 2020.

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