ペイペイ、米IPO価格は仮条件下限付近に 中東情勢緊張で=関係者
関係者のうち1人は、機関投資家向けの募集枠に対し5倍超の需要があったと述べた。ブックビルディングはすでに終了しており、価格は米国時間11日に決定するという。
ペイペイ広報は「コメントは差し控える」とした。
ペイペイは、公募・売り出し合わせて米国預託株式(ADS)約5500万株を売却するとし、1ADS当たり17─20ドルの仮条件を提示していた。
ロイターはこれまで、中東情勢を巡る緊張で市場が動揺したことを受けてペイペイのIPOロードショーが当初の予定から延期されたと報じていた。
地政学リスクの高まりから市場の動揺が続いているものの、米IPO市場は今年大きく回復するとの見方がある。ゴールドマン・サックスはスペースX、オープンAI、アンソロピックなど大型企業が上場する可能性があるとして、2026年の調達額は過去最高の1600億ドルに達する余地があると予測する。
ペイペイの上場が実現すれば、SBGが過半を出資する企業による米国上場としては、半導体設計会社アームの大型IPO以来となる。アームは2023年に時価総額545億ドルで上場し、その後約1300億ドルまで拡大している。
浦中美穂、Echo Wang 取材協力:Sam Nussey
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Echo Wang is a correspondent at Reuters covering U.S. equity capital markets, and the intersection of Chinese business in the U.S, breaking news from U.S. crackdown on TikTok and Grindr, to restrictions Chinese companies face in listing in New York. She was the Reuters' Reporter of the Year in 2020.